台湾にある日系百貨店「太平洋SoGo百貨」で10月、恒例の日本物産展が開催された。台湾人女性のAnnie胡乱吃(ハンドルネーム)さんは日本物産展を毎年楽しみにしており、10月8日に行われた物産展「秋冬和風節」に足を伸ばしたそうだ。
物産展の楽しみと言えば、やはり食べ物だ。特に台湾で行われた日本の物産展であるため、販売されている商品のすべてが台湾人客にとって見慣れない商品だと思われ、さぞかし楽しい物産展だと想像できる。
筆者は13年初夏に行われた物産展も訪れたそうで、前回大人気だったカレーパンをさっそく購入したという。前回の物産展で人気だったためか、カレーパン屋の出展場所が会場の真ん中へ移動していたそうだ。
筆者が購入したのは激辛カレーパンだ。“日本人にとっての辛さはさほどもないだろう”と高をくくっていたそうだが、想像以上に辛くて驚いたという。
続いてカスタードのたい焼きも購入した筆者は、外の皮がパリパリで「日本で食べたたい焼きと同じ!」と感激した様子。惜しみないほど大量の餡は甘いながらも決して飽きのこない絶妙の味だったそうだ。
物産展を十分に楽しんだ後は、別のフロアーにある「くまモンショップ」へ。「くまモン」は熊本県のゆるキャラだが、台湾でもくまモンは大人気のようで、特に当日はくまモンが来場するとあって大勢の客でにぎわっていたそうだ。
「くまモンショップ」ではくまモングッズもたくさん販売されているのだが、くまモンファン歴が長いという筆者にはすでに免疫ができており、「それほど夢中にはならない」と自慢げに述べた。決してくまモンに飽きたということではなく、すでにくまモングッズの大半は持っているということなのだろう。
くまモンが来場すると、集まった台湾人客は大喜びだったそうで、くまモンが名刺を配り始めると会場は大混乱になったという。筆者は名刺を手に入れられなかったのだが、好意ある人が名刺を見せてくれたらしい。早速写真に撮ってブログに掲載、ただし自分は手書きのサインをもらったことがあるから「それほどうらやましくない」と“負け惜しみ”を述べている。