21日付の韓国紙・中央日報は、野良猫を虐殺した男が警察に逮捕されたと報じた。男は数百匹の野良猫を熱湯に入れ、生きたまま殺害していた。国際在線が伝えた。
釜山北部警察局は21日、動物保護法違反の疑いで、54歳の男を立件・調査したと発表した。男は昨年2月から今年5月までに釜山の住宅街で、エサでおびき寄せた野良猫600匹を捕まえ、熱湯に入れて殺害していた。
男は殺害した野良猫の毛皮を剥ぎ、内臓を取り出して、死骸を冷凍保管し、1匹当たり1万~1万5000ウォンで売りさばいていた。捜査当日も、殺害直前の猫が18匹見つかった。
警察によると、「猫の肉を煮込んで作ったスープは関節炎に効く」との噂が巷に広がっており、多くの人が男から猫の死骸を買い取っていた。警察は「牛や豚と違い、猫に関する衛生管理の仕方は確立されていない。違法に捕まえた猫は絶対に食べるべきではない」と呼び掛けている。