韓国・聯合ニュースは21日、釜山海洋警備安全処が、釜山と日本を行き交う国際旅客船の中で、10代の女子大学生にわいせつな行為をした疑い(性暴力犯罪の処罰に関する特例違反)で、全羅北道の某大学に在学中の男子大学生(23)を緊急逮捕したと報じた。
記事によるとこの男子学生は、19日午前4時20分頃、大阪から釜山に向かっていた国際旅客船の中で、寝ていた女子学生の船室に侵入し、胸を触るなどした疑いが持たれている。容疑者の男子学生と友人らは、船で出会った被害者の女子学生とその友人と共にお酒を飲んでいたが、女子学生が先に席を立ち、自分の船室で寝ていたところを侵入してわいせつ行為をした。
海洋警察は、船会社から船内で性犯罪が起きたとの通報を受け、19日午前10時50分頃、釜山国際旅客ターミナルで男子学生を緊急逮捕した。海洋警察は、今後も国際旅客船で似たような性犯罪が起きる可能性があるとし、船会社側に再発防止のための措置を要請した。