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執刀医と病院が訴えられる。男性の切断した下肢をゴミ箱にポイッ(米)

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事故、病気と原因は様々であろうが、もしも手や脚が切断となった場合にそれはどう処理されるべきなのであろうか。このほど米フロリダ州で、ある患者の脚をゴミ箱に捨てた医師が訴えられた。

フロリダ半島コーラル・ゲーブルズにある「Doctors Hospital」という病院で、膝から下の切断手術を受けたキーラーゴ島出身の男性。しかしその後、ある職務質問をきっかけにとんだ事実が判明して大変な怒りを覚え、このほど病院と医師を相手に損害賠償を求める裁判を起こしたことを『マイアミ・ヘラルド』紙が伝えている。

手術自体は成功した男性だが、彼はある日に警察官の訪問を受けて意外な事実を知る。「あなたの名前のタグがついた脚が廃棄物処理場から発見され、事件性を疑い調査にきました」というのだ。そこで、執刀した医師が切断された脚を無慈悲にもゴミ箱に放り捨てたという事実が発覚した。病院関係者から、手脚の切断手術ではガイダンスに従った正しい処理を行うよう改めて医療スタッフに指導し、同じ過ちを繰り返さないよう努めるとの説明があったが、体の一部に対する容認しがたい屈辱だとして男性は提訴に踏み切った。

アメリカでは医学研究のため標本として保存される場合を除き、切断された手脚は専門の業者により焼却されることが多いという。



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