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五木ひろし、7月に初の台湾コンサート:台湾

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五木ひろし、7月に初の台湾コンサート

五木ひろしのコンサートがこの7月、台湾で初めて行われるのを前に、24日台北市内のホテルでPR記者会見が行われた。
空港には多くのファンが出迎え五木を喜ばせたほか、会見には実力派男性台湾語歌手のウェン・リーヨウ(翁立友)が駆けつけ、長年憧れの五木に会えてうれしいと花束を渡し、台湾が五木の海外公演開催場所に選ばれたのは誇らしいことで、これからもどんどん来てほしいと述べた。

1964年のデビュー以来人々に愛される名曲を数えきれないほど出し、70年代以降紅白にも42回と連続出場中の五木は台湾での知名度も非常に高く、「よこはま・たそがれ」、「千曲川」など多くの歌が親しまれている。特に「ふるさと」と同年に出たレコ大受賞曲「夜空」などの中国語や台湾語のカバーはシエ・レイ(謝雷)、チンシャン(青山)、フォン・フェイフェイ(鳳飛飛)ら台湾の大御所や実力派が当時から競って歌ってきた。

記者会見の席上、五木は30数年前台湾を遊びに訪れた際、周りの人が五木を知らない中、地元クラブで自分の「夜空」が歌われているのを耳にしてとてもうれしかったと思い出を語り、久しぶりの台湾が近代的な街並みの大都会に変貌していて驚いたと述べた。また、2年前の東日本大震災への台湾の人々の国を挙げての義援金など大きな支援に国民の一人として感謝したいと締めくくった。

会見では1974年のデビューから1980年代後半まで日本の芸能界で活躍した台湾歌手、テレサ・テンとの共演についても触れられ、7月の台湾コンサートではテレサの没後にデュエット版を出した「時の流れに身をまかせ」(我只在乎[イ尓])などを歌い彼女をしのびたいと語った。

五木ひろしの台湾コンサートは7月6日は高雄アリーナで、7月7日は台北国際会議センターで行われる。

爆発事故の映像でドラマ宣伝、大やけど負ったS.H.EのSelinaの夫が激怒―台湾

24日、3年前にドラマ撮影現場で発生した爆発事故の映像が宣伝のためネット配信された騒動で、事故の被害者となった人気ユニットS.H.EのSelinaの家族も怒りの声を上げている。写真はリチャード・チャンさんとSelina夫妻。

2013年5月24日、3年前にドラマ撮影現場で発生した爆発事故の映像が宣伝のためネット配信された騒動で、事故の被害者となった人気ユニットS.H.EのSelinaの家族も怒りの声を上げている。NOWnewsが伝えた。

2010年10月、上海市内で撮影中だったドラマ「我和春天有個会」の現場で、火薬の爆発事故が発生。台湾の人気ガールズユニットS.H.EのSelinaはヒロイン役として現場に居合わせ、全身の54%に及ぶ重度のやけどを負った。約2年の治療とリハビリを経たのち、昨年後半になってやっと活動再開にこぎ着けている。

撮影中断されていた同ドラマは、タイトルを「愛在春天」に変更してこのほど完成。今月23日、制作局・湖南衛星テレビは、同作のプロモーション動画をウェブサイトで配信した。しかし動画の中に、Selinaが事故に遭遇した瞬間の映像が含まれていたため、大問題に発展。S.H.Eが所属する華研唱片公司(HIM)では23日、同局に対して関連動画の削除と公開謝罪を求めた。

HIMによると、同日中に動画は削除され、湖南衛星テレビからの謝罪文も発表された。しかし、リンク先の動画サイトの一部では、依然として映像が残っており、局側の対応の遅さに怒りを見せている。

Selinaは2011年、事故前から婚約していた弁護士のリチャード・チャン(張承中)さんと結婚。今回の騒動について、チャンさんは弁護士の立場から見解を語りつつも、怒りは収まらない様子で、自身のミニブログでは感情を爆発させている。「公開されたのだから、みんな見ればいい」「あのドラマのPRを僕も手伝ってやるよ」と、やるせない思いがつづられている。

広達、キンドル・ファイアHDの7割受注か[IT]

米アマゾン・ドット・コムが23日、タブレット端末の新機種「キンドル・ファイアHD」を世界170カ国で発売すると発表したことで、組み立てを手掛ける広達電脳(クォンタ)の業績急伸が見込まれている。

アマゾンは6月13日から出荷を開始すると発表。販売価格は7インチモデルで214米ドル(約2万1,700円)、8.9インチモデルで284米ドルに設定した。

25日付工商時報が証券筋の話として伝えたところによると、同機種の今年の出荷量は1,000万台に達する見通し。組み立ては7インチモデルは広達が、8.9インチモデルは鴻海精密工業の傘下企業がそれぞれ受託した。

出荷量の約70%は主力の7インチモデルが占める見通しで、広達のほかきょう体大手の巨騰国際や可成科技(キャッチャー)、タッチパネルの宸鴻光電科技(TPK)、和キン光電(ハンスター・タッチ、キン=金3つ)などサプライヤーの業績を大きく押し上げることが予測される。

広達の梁次震は先ごろ「6月から重要な機種の出荷が相次ぎ始まる。下半期には成長が鮮明になる」と話していた。キンドル・ファイアHDのほか、米グーグルと華碩電脳(ASUS)が開発した「Nexus7」、宏碁(エイサー)の基本ソフト(OS)に「ウィンドウズ8」を搭載した、タブレットとしても使用できる変形ノートPC「アスパイアP3」などの出荷開始も業績に貢献するとみられる。

アマゾンは早ければ第3四半期にも「キンドル・ファイア」の新型を発表する予定。関係者によると7インチモデルの組み立ては新たに仁宝電脳工業(コンパル)にも発注する計画だ。仁宝の下半期のタブレット出荷量は、アマゾンからの新規受注を機に月100万台規模に達し、上半期の同40万〜50万台から大きく増えるとみられている。

AV女優・麻生希、台湾を席巻中!

台湾のトップモデル、リン・チーリン(林志玲)によく似た清楚な容姿から「AV界の林志玲」として台湾でも人気抜群のAV女優、麻生希が24日に来台、ファンミーティングを連続開催し話題を呼んでいる。

麻生は25日と26日の2日間で8会場のイベントをはしご、撮影会では女子高生からOLまで何パターンもコスチュームを変え、ファンの求めるセクシーポーズにも積極的に応じ、握手に加えサインや2ショット写真まで大サービス。

1人1回最高で2500台湾元(約8500円)、限定190枚の参加チケットを死に物狂いでゲットしたというファンたちは、緊張と感動で鼻息を荒くしながら夢のひとときを過ごした。

台湾でのイベントは初めてという麻生は、予想を上回るメディアの加熱ぶりに驚きながらも「がんばります!」と笑顔で交流を楽しみ、合間にはタピオカミルクティーなど台湾名物を堪能したようだ。

台湾の調査団、月内にもマニラ入りか=台湾漁船銃撃事件

台湾の漁船がフィリピン公船に銃撃され1人が死亡した事件で、台湾の調査団が再度マニラ入りする準備がほぼ整い、27日の手続き終了後いつでも出発できる見通しとなった。調査団は16日に合同調査のため現地入りしたがフィリピン側が対応を拒み翌々日に帰国、その後双方は合同ではなく調査協力という形で調整を進めてきた。

法務部は26日、事件を起こしたフィリピン沿岸警備隊船舶への乗船検査、録画の検証、航路記録の提示など10項目についてフィリピン側が同意し、また台湾も相手側からの11項目の司法協力要求を認めたと発表。早ければ27日には台比刑事司法協力協定に基いた双方の最終手続きが終了すると見られている。

台湾の漁獲量、増加傾向 台日漁業協定で

台日漁業協定が5月10日に運用開始となってから2週間、協定により操業水域が拡大した台湾側の漁獲量は、すでに昨年の同じ時期と比べ2割以上増加しているという。

協定では、台日双方の主張が重なる経済水域のうち、釣魚台12カイリを除く北緯27度以南から八重山諸島以北までを共同水域としており、台湾の操業範囲は八重山北側を中心に、独自の暫定執法ラインとしていた境界線からさらに日本側に4,530平方キロメートル拡大した。

サバやマグロ、カジキ、タイなどの好漁場である同海域は、伝統的に台湾北部の新北市や宜蘭県などの漁業者が操業しており、宜蘭県の蘇澳区漁会(=漁協)によると、今月のキハダの漁獲量は25日までで昨年同期よりも2割増、新北市万里区漁会では、魚種によらず船によっては6割近くも増えていると喜びの声を上げている。

一方、協定で取り決めた水域を越え八重山諸島南側で無許可操業し拿捕された台湾漁船は運用開始から2週間ですでに3隻、支払った罰金は計1290万円にのぼる。

蘇澳区漁会の林月英総幹事は、流されたはえ縄を引き上げる際にうっかり越境した可能性が高く、境界線周辺にバッファゾーンを設ければこうした問題は減るだろうと提案、また今後の交渉で共同水域がさらに東側と南側に拡大できるよう政府の交渉に期待する一方、漁船に対しては、ルールを守り作業には注意を払い、対象水域を越えることのないよう重ねて呼びかけた。

台湾半導体の父がNHKに 台湾紙、トップ扱いで歓迎

半導体受託生産の世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)の創業者で「台湾半導体の父」と呼ばれる張忠謀(モリス・チャン)会長が、6月6日深夜24時放送のNHK−BS1「島耕作のアジア立志伝」に登場する。台湾の成功者が海外の主流メディアに取り上げられることはまだ少なく、「聨合報」は26日の一面トップでこれを伝えた。

アニメとドキュメンタリーを融合させた同番組は、アジアを代表する経営者たちを島耕作がナビゲートするシリーズもので、モリス・チャン会長は第2話の主役。電子産業の中核を支える半導体の受託生産モデルを確立し世界トップに駆け上がったTSMCの誕生と成長に迫る。台湾でのBS放送受信は別途契約が必要だが、同社広報では、「アニメで再現されるとは会長も驚くだろう」と話し、念入りな取材がどのような形になっているのか楽しみだと期待している。

弘兼憲史さんの「島耕作」シリーズは台湾でも大変な人気で、かつて作品中に台北101など台湾の風景が描き込まれた時にも話題を呼んだ。

楽天、画像による商品検索サービス開始 世界初

日本のネット通販大手、楽天市場と台湾のコンビニ最大手、統一超商(セブンイレブン)による合弁会社、「台湾楽天市場」は23日、設立5周年を迎え、「楽捜尋」(らくらく検索)とよばれる新しい検索サービスの提供や人気ブランド商品を扱う特設ページ、「品牌館」の開設を発表した。

「楽捜尋」は、写真やネット画像の「台湾楽天市場」ウェブサイトへのアップロードで、デザインや色が画像とほぼ一致した商品が見つかる検索サービスで、楽天にとっては、1997年のEC(電子商取引)事業参入以来、初の試みとなる。

この新しい商品検索サービスの最初の導入先を台湾とした理由について、23日記者会見に出席した楽天アジアの島田亨社長は、電子商取引を取り巻くビジネス環境が整っていることや、スマートフォンの普及率の高さなどを挙げた。

同氏は、提携企業にも消費者にもプラスになる「楽天エコシステム」構築のため、今後もハード・ソフト面のサービス強化に取り組んでいきたいと意気込みを語った。

台湾は楽天にとって電子商取引を行う初の海外拠点で、ブロードバンドやモバイル通信などの普及にともない、「台湾楽天市場」の事業も拡大しつつあり、社員は設立当初の23人から125人、扱う商品も4万点から200万点に増えている。現在、同社の契約企業は約2000社、会員数は180万人。

台湾最大野党、トップの求心力に黄信号

台湾の最大野党、民進党は25日党大会を開き、来年末の統一地方選挙の公認決定方法などを採択した。昨年5月に就任した蘇貞昌主席が公約としていた公認方法は圧倒的多数で否決され、2年の任期の折り返しを迎えた蘇氏の求心力は急速に低下している。

民進党は蔡英文前主席の時代から、それまで世論調査と党員投票の組み合わせで決めていた公認候補を、世論調査のみで選ぶようになった。党員投票が激しい派閥争いを引き起こしてきた反省に加え、勢力維持のため各派が抱えている名義貸し党員が選挙管理委員会に不正選挙とみなされるようになったためだが、党内の力関係や政治実績が必ずしも反映されずトラブルも続出した。

党内に一大派閥を築く蘇氏は、2012年の総統選挙公認争いで、無派閥で好イメージが資産だったライバルの蔡氏に世論調査でわずか1.35%差で敗れた苦い経験がある。蘇氏は「党費の無駄払い」「党内民主の徹底を」との末端党員の不満を代弁する形で党員投票の復活を掲げたが、25日の大会では出席者の3/4以上がこれに反対、蘇氏は「党の選択を尊重する」と言うしかなかった。

蘇・蔡の両氏はいずれも2016年の次期総統選挙をにらんでいるとされるが、1年間目立った成果のない蘇主席に比べ、フリーハンドで積極的な動きを見せる蔡氏への注目度は依然として高く、一部有力派閥は蔡氏になびき始めている。現在の民進党は、中国大陸政策など蔡英文時代に進まなかった難題への着手も試みており、党内からは「やるべきことはやっているのに」とのぼやきも聞こえるが、現状では蘇氏の主席再任は厳しさを増しているとの見方が強まっている。






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