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原哲夫が“ひでぶ”の意味語る「本当は『痛ぇ ブー』なんですよ」。

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「北斗の拳」の作者・原哲夫(53歳)が、5月27日に放送されたバラエティ番組「ナカイの窓」(日本テレビ系)に出演。同作の代表的なワードでもある「ひでぶ」「あべし」の誕生の経緯や意味を語った。

原は「本当に痛いときって、あんまり『痛い』って言わないじゃないですか。『あちっ』とか『ほあちっ』とか。だからそういう感じを」出そうとした結果、それらのワードが生まれたという。

「ひでぶ」については「本当は『痛ぇ ブー』なんですよ」。「あべし」は、「腕が折れていくんですね。『あぁぁぁ』って言ってるわけですよ。それで顔に当たるんで『べしっ』」と、その語源を説明した。

また、こちらもファンにはおなじみの「ぱぴぷぺぽ」にも言及。「あれは最初描いてるときはなかったんですよ。描いてるときに、『(刀を)脳天に刺したら、脳がまだちょっと生き残ってる場合は何かしゃべるかな』と思って、引いたら“ぱ”が出て、もう少し引いたら“ぴ”が出て、“ぱぴぷぺぽ”って浮かんだんですよ。それで慌てて吹き出しのスペースを取って。だから変なところにあるんですよ、あの吹き出し」と執筆時を振り返った。

ほかにも「北斗の拳」には数々の名ワード、フレーズが存在するが、原いわく「その瞬間に聞こえた声」を描いていたという。

なお、今回の「ひでぶ」や「あべし」などについては、集英社文庫「北斗の拳」第15巻でも、原による解説が加えられている。






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