(閉鎖前の「不動の湯」。いまは湯が抜かれている=那須塩原市)
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渦中の那須塩原市には集落ごとに共同風呂があり、閉鎖された「不動の湯」(同市塩原福渡。入浴料200円。午前6時~午後9時)もその1つだった。温泉街から少し離れた森のなかにあり、野趣あふれる温泉として、遠方からやってくるファンもいた。
状況を一変させたのが、1年ほど前から現れた男女十数人のグループ。定期的に集まってはくんずほぐれつにふけり、観光客らから行政や観光協会に苦情が寄せられていたのだ。
施設を管理する福渡町内会の田代茂樹会長によると「1年ほど前から、風呂で本番行為をするカップルと、それを眺める中年男性の一団が現れた。女性が縄で縛られていたという目撃例もある。私も20代ぐらいの若い女性が、何人もの男性に囲まれているところを目撃した。明らかに雰囲気がおかしいので『ヘンなことしてないですよね?』と声をかけたことがある。彼らは『何もしてないですよ~』と、とぼけていたが…」と振り返る。
このグループとは別にアダルトビデオの撮影に関する報告もあったという。
好き者達のいかがわしい行為に温泉地としてのイメージに傷が付きかねず、管理する町内会は無期限閉鎖を決定。現在、お湯はすべて抜かれた状態になっている。
実は今回の事態からさかのぼること2年前、関東地方の別の温泉でも似たようなことが行われていた。目撃者が語る。
「そこはネット上で『露出狂や乱交趣味の男女のたまり場』とされていて、こわいもの見たさで足を運んだ。施設は屋内に湯船が設置されており、外部からは何をやっているのか見えない構造になっていた」