漫画「中華一番！」作者、台北市長の“二次創作”に「嬉しい」／台湾
人気漫画「中華一番！」の作者、小川悦司さんは14日、柯文哲・台北市長が同日公開した同作の二次創作イラストについて短文投稿サイト上で「単純に嬉しい」とのコメントを発表した。 イラストは柯市長が施設の安全対策や設計をめぐり台北市と建設を請け負う遠雄グループの間で対立が続く台北ドームについて、安全を重視する市の姿勢をアピールするために公開。柯市長が同作の主人公、リュウ・マオシンの姿に扮していたことから、注目が集まっていた。
台湾人ファンからの投稿を受け二次創作を知った小川さんは「ええ！？ビックリ！！」と発言。その後、イラストを製作したとする会社の関係者から投稿が寄せられると「素直に喜んでる」と返した。
一方で著作権問題に関しては「ボンヤリ黙認」していると見解を述べ、万が一問題が起きた際には「一緒に考えましょう」と呼びかけた。
台湾・桃園空港 改修中の北側滑走路、来年1月にも供用再開へ
今年3月から改修工事が実施されている台湾桃園国際空港の北側滑走路が来年1月にも供用を再開する見込みとなった。すでに改修を終えた南側滑走路と合わせた柔軟な運用が可能になり、定時運航率の向上に寄与するとされる。
開業から30年以上が経過した同空港では2011年から2本ある滑走路や誘導路の全面改修を行なっている。今年1月に供用を再開した南側滑走路では総2階建ての超大型旅客機エアバスA380型機の離着陸に対応したほか、視界が悪い時も安全に着陸できるようになった。
同空港では、第3ターミナルや第3滑走路の建設を計画しており、将来の需要増加に対応したい考えだ。
紙製パンダの大群、台湾・松山空港に出現 利用客の注目の的に
絶滅危惧動物の保護を呼びかけるため、昨年2月から台湾各地で展示されている紙製パンダの大群が16日、台北市の松山空港に出現した。200頭の紙製パンダが航空会社の自動チェックイン機の前に行儀よく並ぶ姿を見た空港利用客からは「可愛い」との声が相次いでいた。 このイベントは、離島・澎湖県で今月27～30日に開催される展覧会での展示を前に、同県政府と紙製パンダの運搬に協力するユニー（立栄）航空が行ったもの。乗客は紙製パンダを抱いて写真撮影などをし、イベントを楽しんだ。
27日からの展覧会では、紙製パンダの大群が有名観光地各所に時間限定で出没する予定。
洪文化部長、横浜赤レンガ倉庫など見学 文化保存の参考に
台北駐日経済文化代表処「台湾文化センター」の開館に合わせて訪日していた洪孟啓・文化部長（文化相）は14日、芸術品などの保管を手掛ける寺田倉庫（東京都品川区）や横浜赤レンガ倉庫（神奈川県横浜市）を参観し、文化保存に関する見識を深めた。 寺田倉庫が運営する映像・音楽メディア保管センターで、古い映像の保管システムなどを見学した洪部長は、昔の映画の修復に取り掛かっていることに触れ、国家電影資料館や修復に携わる高雄芸術学院の関係者に同社を見学させたい考えを示した。
また、同社が有名建築家の建築模型を多数保管し、先月開幕したミラノ国際博覧会で貸し出し展示を行うと聞くと、建築家を父に持つ洪部長は、日本の建築模型を台湾に運び、日本統治時代の建築模型と一緒に展示できればと希望を語った。
その後、横浜赤レンガ倉庫に足を運び、横浜市の関係者から施設について説明を受けた洪部長。参観後、中央社の取材に応え、民間と政府が協力し、政府によって周辺の環境が整備されたからこそ施設を活性化できたと感想を述べた。同市が民間に無期限で施設を貸与していることにも触れ、台湾も見習う部分があると、自国とは異なる文化施設の経営手法に大きな関心を示した。
台湾・台北市立動物園のベンガルトラが脱走 まもなく捕獲 けが人なし
台北市立動物園で16日午前11時ごろ、飼育していたベンガルトラ1頭が脱走する騒ぎがあった。トラはまもなく捕獲され、関係者や入場客などにけがはなかった。 台北市警によると、トラが脱走したのは一般開放されていない区域。警察が現場に駆けつけた際には、園の関係者が麻酔銃を使ってトラを捕獲していたという。
ＴＧＩフライデーズ、小型店の出店を加速［商業］
米カジュアルレストランの「ＴＧＩフライデーズ」は今年から、台湾で面積100坪前後の小型店の出店を加速する。店舗網の拡大と坪効率の引き上げで売り上げ増を狙う。15日付蘋果日報などが伝えた。ＴＧＩフライデーズは1991年に台北市で台湾１号店を開業。昨年８月にはレジャー施設やレストランなどの経営管理を手掛ける北軒餐飲管理顧問が台湾の代理権を取得し、経営改革に乗り出していた。北軒餐飲の李宏智総経理は「従来の150坪前後の店舗は賃料などコストの高さに加え、昼食時、夕食時のピーク以外は客入りが振るわないことも多かった」と指摘。今後は店舗の小型化にあわせ、メニューの絞り込みやテークアウト向けの強化にも力を入れる。
ＴＧＩフライデーズの台湾の店舗数は現在13店。北軒餐飲が不採算店舗の見直しを進めたことで昨年８月からは２店減っており、今年下半期にあらためて桃園市のアウトレットモール「高鉄桃園站国泰人寿華泰名品城（グロリア・アウトレッツ）」で14店目を開業する計画だ。
李総経理は「今年はメニューを全面的に見直したことで、客単価が従来の550台湾元（約2,200円）から600元に上がった」と指摘。１～５月の売上高は前年同期比で7.5％、来客数も2.7％それぞれ増えたとして、「今年通年の売上高は前年比２桁成長を目指す」としている。
中台学生の授業中の態度は正反対・・「朝８時」の姿を見れば一目瞭然
台湾から中国本土の大学に転職した大学教授が、「朝８時」の姿が中台学生の違いを如実に物語っていると指摘した。１５日付で台湾ＥＴｔｏｄａｙが伝えた。
この教授は台湾の私立大で教えていたが、昨今の失業ブームを危惧し、中国本土の大学に転職した。現在は天津大学で研究員をしながら、別の大学で教えている。
「朝８時」の姿を見れば、中台の大学生の勉学に対する態度がよく分かる、と語る。中国本土の学生は早起きしてランニングに出かけ、朝食を食べ、７時５０分には席に着いて教師を待つ。一方、台湾の学生は８時に授業開始のチャイムが鳴ってからゆっくりと宿舎を出て朝食を買いに行き、３０分遅れて教室に入る。
教室での姿勢も正反対。中国本土の学生は真面目で、教師に怒鳴られても謝罪の言葉を述べ、さらなる努力を誓う。台湾の学生は遅刻する上に、授業中も居眠りしている場合が多いという。
人気のグルメ旅行先、台湾がトップに 2位に圧倒的差＝米CNN発表
米テレビ局CNNが現地時間15日に発表した世界で好きなグルメ旅行先に関する投票結果で、台湾が1位に輝いたことが分かった。得票数は8242票で、2位だったフィリピンの1528票を大きく突き放した。投票は同社のフェイスブックページ上で行われた。同社は「台湾の料理の哲学はシンプル。頻繁に良く食べる」と分析。シャオチー（小吃）と総称されるリーズナブルな大衆料理の種類が豊富で重要な存在とされていることや、中国大陸のビン南（福建省南部）や潮州（広東省東部）などの郷土料理や日本料理などが融合されている特徴を紹介している。（ビン＝門がまえに虫）
さらに、「絶品の臭豆腐や牛肉麺を発見したと思っても、いつもそれを凌ぐ店が現れる」と台湾の料理店の競争力の高さを賞賛した。
10位以内のうち、3位のイタリアと9位のギリシャ以外は全てアジアの国・地域が占め、アジアの食文化の豊かさを示す結果となった。
4位以下は順に、タイ、日本、マレーシア、香港、インド、ギリシャ、ベトナム。
スペインのレストランに中国人客対応マニュアル、中国本土メディアが「ツッコミ」
台湾・中央社は１５日、中国人観光客をより呼び込むために、スペインの観光情報サイト「チャイニーズフレンドリー」が同国内のレストラン向けに提供したアドバイスを、中国本土メディア・新華国際が１５日に「ツッコミ」とともに紹介したことを伝えた。【その１】従業員は簡単な中国語表現を身につけること
ツッコミ……中国語の方言の多さに、彼らは腰を抜かす可能性がある
【その２】果物は丸のままではなく、切ってから提供すること
ツッコミ……スイカやメロンはその通り。ミカンやブドウは自分でやる
【その３】食事中、特に肉料理を注文した際は、お湯を提供すること
ツッコミ……肉料理にお湯？ どこの本にそんなことが書いてあるのか？
【その４】サービス係はまず年長者あるいは教育レベルが最も高い人からサービスを提供すること
ツッコミ……教育レベルが最高の人って、どうやったら分かるの？
【その５】中国本土の観光客にはエレベーターに近い部屋を提供すること
ツッコミ……むしろこっちがその理由を知りたい
【その６】中国本土の観光客に「４」の番号の部屋を用意しないこと
ツッコミ……中国文化に対する“理解”、心から“感謝”します