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「日本が頭を下げた韓国の英雄」に、韓国人も感謝=「いつまでも忘れずにいよう」

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韓国・KBSは「日本が頭を下げた韓国の英雄」と題する記事で、2001年に東京のJR新大久保駅で線路に落ちた男性を助けようとし、犠牲になった韓国人・李秀賢(イ・スヒョン)さんを紹介した。



2001年1月26日、酒に酔って線路に転落した30代の日本人男性を助けようと、日本に留学中だった李秀賢さん(当時26)とカメラマンの関根史郎さん(当時47)が線路に飛び降り、3人とも死亡した。彼らの死は、当時、個人主義が蔓延していた日本社会で大きな反響を呼んだ。

事件から約14年が過ぎた今月16日、秀賢さんの父親の李盛大(イ・ソンデ)さんに日本政府から「旭日双光賞」が贈られた。「旭日双光賞」は日本との関係改善や文化交流に尽力した外国人に贈られる勲章だ。盛大さんは「最初は事故を恨み、たくさんの涙を流したが、今は立派な息子を尊敬するようになった」と述べたという。

盛大さんは、秀賢さんのイニシャルから名付けた「LSHアジア奨学会」を設立し、日本で学ぶアジア18カ国・地域の留学生639人に奨学金を支給するとともに、毎年交流行事などを開催している。





これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「立派な学生だ。韓国人の心の中にも『英雄』として残っている」
・・・当時、韓国内では批判的な意見が多かった、「何故、日本人のために命を捨てた!!」と。

「当時は日韓間の雰囲気もとても良かった」
・・今の何十倍も反日の嵐が吹き荒れていた、日本人の個人旅行はかなり厳しいものがあった。
       日本の嫌韓も同じように激しかった、李秀賢さんは韓国人ということで差別を受けていた。

「日韓両国の和合と交流の将としていつまでも忘れずにいよう」

「この事件のことはよく覚えている。日本政府が秀賢さんの両親に慰労金を支払ったとのニュースを聞いて、日本はさすがだと感じた。強制徴用被害者や慰安婦被害者への対応を見ると、少し悲しくなるが…」

「日韓が過去の恨みを清算し、大切な隣国として仲良く過ごせたらどんなに良いだろう?」

「逆の立場だったら、韓国政府はどんな対応をしていただろうか?日本を批判するな」

「いまさらだが、日本を尊敬する。韓国だったら、彼にそこまで感謝していないだろう…」

「普段から体を鍛えている俺が現場にいたら…日本人と秀賢さんを安全な場所に運び、自分も電車を避けていただろうに」

「秀賢さんにも感謝。秀賢さんを英雄として尊敬してくれる日本人にも感謝!」
・・・当時、個人(民間人)の葬儀に日本の首相が参列することは異例だった、国会議員も数十人が参列した。
   日本は人のために(命を掛けて助ける)という風潮が無かったがこの一件以来、躊躇せずに人助けのために
   命を掛けて行動するようになった。




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