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海上警報発令 台風に備え国軍待機:台湾

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上半期の訪台日本人8%減


交通部観光局は19日、今年上半期に日本を訪れた台湾人旅行者数が過去最高を記録し、前年同期比約52%増加したことを明らかにした。一方、同じ時期に台湾を訪れた日本人旅行者の数は8%減少。観光局では円安による海外旅行意欲の落ち込みが原因ではないかと分析しており、9月に東京で行われる旅行イベントには観光局員、旅行業者、ホテル関係者を動員し、大々的なPRを展開することで、この傾向に歯止めをかけたい考えを示した。

新竹県で国際アニメ夏季講座、日本からもゲスト

新竹県では23日まで、観光地としても名高い県内の内湾でアニメ制作の夏期講座「国際動漫夏令営」を開催中だ。プロをめざす人を主な対象に台・日・米・中から招いたアニメ制作の関係者の講演が予定されている。イベントの担当講師は台湾の少年漫画「無上西天」の葉明軒さんと「東華春理髪廳」の阮光民さん。ゲストスピーカーとして日本から「夏子の酒」の作者・尾瀬あきらさん、ゴジラなど特撮物を手がける西川伸司さんらが招かれている。

金門島砲撃戦から55年で書画・写真展

東西冷戦のさなか、台湾と中国が激しい砲火を交え国際的にも注目された金門島砲撃戦から55年を数えるのを迎え、金門県はこの戦闘をテーマとする書画や写真など計140点の展示会を開催している。展示作品のうち、85点は黄登貴さんによる油絵、水彩絵、書道作品で、残りの55点は金門県撮影学会の提供による写真。いずれも「八二三砲戦」をテーマとしたもの。

八田技師夫人の像、台南で9月1日に除幕式

戦前の台湾で水利事業に尽くした八田與一技師の妻、外代樹(とよき)夫人が夫の建設した烏山頭ダムに身を投げてから68年目を数える今年9月1日、彫刻家の村井良樹さんが制作した八田夫人のブロンズ像が嘉南農田水利会に寄贈・建立されることになった。今回寄贈される記念のブロンズ像は、当時の写真に基づいて制作された幼い娘を抱きかかえる外代樹夫人の姿で、9月1日に烏山頭ダムの八田記念館で除幕式が行われる。

統一阪急の董事長に高秀玲氏

統一グループと阪急阪神百貨店の提携により運営している統一阪急百貨の董事長に、高秀玲氏が就任することになった。高秀玲氏は同グループの創業者である高清愿氏の一人娘。高清愿氏は今年6月の株主総会で同グループの総裁を辞任していた。高秀玲氏は健康・美容サービスの統一佳佳の董事長も兼務する。統一グループは傘下企業の幹部クラスの若返りを図っているところだ。

今年のスマホ出荷量9・5億台、中国勢が躍進か

台湾の電子時報傘下の調査機関・Digitimes Researchが、世界の主要ブランドやサプライヤーからの聞き取りなどに基づいてまとめた調査で、世界における今年のスマートフォン出荷量は約9億5000万台と予測した。上半期は約4億2000万台だったという。ただブランド別の上位10社から地場大手の宏達国際電子(HTC)が脱落する可能性もある。一方、上位10社のうち4社は中国のブランドが占めそうだ。

馬総統が21日に前倒し帰国、台風接近に備え

中南米を外遊中の馬英九総統が予定を早めて21日早朝に帰国することになった。台風12号が台湾に接近しているためで、到着後すぐに行政院の災害対応センターに入る予定だ。馬総統は中南米5カ国を周遊した後、ロサンゼルスに立ち寄ることになっていたが、ロスでの滞在は6時間に短縮する。

ぜいたく税は継続、「住宅価格抑制に効果」

財政部の張盛和部長は19日、住宅価格などの高騰を抑制するために導入された、ぜいたく税について今後も継続するが2年に1回内容を見直す考えを示した。同税の導入により、住居用以外の目的で購入した住宅を購入から2年以内に売却した場合は、販売価格の10〜15%の税金が徴収される。これには短期の住宅投機と価格高騰を防ぐ狙いがある。張部長はぜいたく税は住宅価格抑制効果があると評価している。

中華民国とセントクリストファーが共同コミュニケ

中華民国台湾とセントクリストファー・ネーヴィスが共同コミュニケで、国家発展と国際社会参与で協力していくことを強調した。馬英九・総統は最後の訪問先であるセントクリストファー・ネーヴィスで、現地時間の19日、同国のデンジル・ダグラス首相と共同コミュニケにサイン。共同コミュニケでは、双方が国家の発展と国際社会参与で互いを支持し、協力していくことを強調した。

馬・総統は、セントクリストファー・ネーヴィスが、数多くの場で、中華民国の国際社会および国際組織参与を支持する発言を行い、大いにサポートをしてくれていると感謝。

馬・総統はその後、訪問団のメンバー、現地に駐在するエンジニアや華僑同胞、大使館員、協力計画に従事する人員の家族らを招いて食事会を開催した。席上、馬・総統は、台湾海峡両岸関係と外交関係は微妙にバランスの取れている状態だとして、この状態は中華民国台湾と台湾の人々にもっとも有利であると説明した。

馬・総統は、「中共は両岸関係を維持したいので、我々の友好国に手を出せない。もちろんさまざまな手を使ってこれらの国々を誘惑するが、中共は過去のように我々の友好国を奪ったならば、両岸関係を大きく損なうことを理解しているのだ」と述べた。

馬・総統は、中華民国台湾のGDP(国内総生産)の成長の70%は輸出に頼っており、外交業務は国家の存亡にかかわると指摘、外交官がビジネスチャンスを開拓していくことの大切さを強調。そして、政府が国民のためにビジネスチャンスを広げ、国民が政府のために外交空間を広げていくパターンを中華民国の外交の方向にしたいと希望した。

馬・総統、米ロスで華僑同胞の歓迎受ける

馬英九・総統がトランジットのためアメリカのロサンゼルスに到着、華僑同胞の熱烈な歓迎を受けた。南米およびカリブ海に位置する友好国5ヶ国を歴訪した馬英九・総統はトランジットのため、アメリカ西部時間の19日夜にアメリカ・ロサンゼルスに到着した。現地の華僑同胞を招いてのパーティーが行われるホテルの入り口では、華僑同胞が国旗を打ち振って馬・総統を歓迎した。


台風12号が台湾に近づいており、馬・総統は防災の陣頭指揮を執るため、予定を1日繰り上げて帰国する。このため、ロサンゼルスでの滞在は6時間程度に短縮された。馬・総統は、ロサンゼルスのエリック・ガーセッティ市長には電話でこれについて説明して理解を得たと話した。なお、本来2泊して対面する予定だったアメリカの要人の多くはこのパーティーに参加したという。馬・総統は台湾時間の21日早朝に帰国する予定。

台風12号接近で台北市など21日は休業休校に

台風12号が引き続き台湾本島に向かっており、21日午後には台湾本島の一部が暴風域に入る見通し。台湾時間21日午前1時の時点で、台風12号は台北の東南東約480キロの海上にあり、1時間に20キロから23キロの速度で西北西に移動している。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の瞬間最大風速は毎秒30メートル。このままのコースで移動した場合、台湾本島の最北端を東から西へかすめることになる。

中央気象局では20日午前11時半に海上台風警報を発令、夜には陸上台風警報も発令した。台湾北部の台北市、新北市、基隆市では、21日の休校休業措置を決定。

中央気象局では、「台風12号は大きな低気圧にあり、雨を降らすであろう事がはっきりわかる。台風の暴風域が影響するであろう地方以外の地域、たとえば台湾南部でも雨の影響に注意すべき」と警戒を呼びかけている。台風12号が台湾に最も近づくのは、21日から22日午前。21日午後には、台湾本島の北部が暴風域に入るという。

羅・駐日副代表が退任、日本側では功績評価

日本における中華民国大使館に相当する、台北駐日経済文化代表処の羅坤燦・副代表が19日、副代表を退任して帰国した。日本の東京都議会の門脇ふみよし前議員を含む、多くの台湾と日本の友人が空港まで見送った。

門脇氏は、羅・副代表は優秀な外交官だと称え、羅・副代表が中華民国台湾と日本の関係促進に尽くした努力に感謝した。羅・副代表は、「中華民国台湾と日本の関係は全方位的なもので、政党や政権の関係を超えているため、長く友好関係を保つことができる。このような関係が今後も続くと信じる」と述べた。

羅坤燦・副代表は1988年に初めて日本の大阪に派遣され、日本で20数年間、中華民国の外交官として勤務、華僑業務にも精通している。2011年に東日本大震災が発生した際、羅坤燦・副代表は当時の馮寄台・代表を補佐して華僑を慰問し、義捐金や支援物資の寄付などに奔走、各界から高く評価された。羅・副代表は、馬紀壮氏、蒋孝武氏、許水徳氏、林金茎氏、許世楷氏、馮寄台氏などの歴代の駐日代表と現在の沈斯淳・代表の下で要職を歴任。なお、後任には駐日代表処札幌分処の徐瑞湖・処長が就任する。



独レッド・ドット・デザイン賞の博物館が台北に

世界的なプロダクトデザイン賞、ドイツのレッド・ドット・デザイン賞の博物館が台北市の松山文化クリエイティブパークにできることに。レッド・ドット・デザイン賞の主催団体が20日、台北市内で正式に発表した。レッド・ドットデザイン賞の博物館はドイツのエッセンとシンガポールにしかなく、台北での博物館は世界で三つ目に。

同賞のピーター・ゼック執行長は、レッド・ドット・デザイン賞の受賞記録を調べたところ、70ヶ国あまりから参加する中で、中華民国台湾はほぼ毎年上位5位に入っているとし、これは台湾のデザイン力がアジア諸国の中で秀でているばかりでなく、世界の第一線のデザイナーたちと肩を並べ、さらにはリードする立場にあることを示すと称えた。

ゼック執行長によると、レッド・ドット・デザイン賞はかねてから台湾クリエイティブセンターと密接な交流を続け、友好的な協力関係を保っている。ゼック執行長は、2011年に台北で行われた世界デザイン博覧会で台湾の実力を知ったと話した。これらのことから、今回は世界で三つ目の博物館を台北に設けることにしたという。この博物館は今月30日にオープンする。

基隆市、20日夜に中元灯篭流し

「2013鶏籠(基隆)中元祭」の重要な儀式の一つである、「灯篭流し」が台湾北部の港湾都市、基隆市で20日夜に行われた。午後5時からは基隆市海洋広場前のステージで、「灯篭流し」を控えての「灯篭パレード」が行われた。今年は例年と異なり、レーザー光線と3D技術を駆使した水と光のレーザーショーが行われた他、中華民国の陸海空三軍の音楽隊と儀杖隊も参加してパフォーマンスを披露。三軍の音楽隊と儀杖隊が基隆市の「灯篭パレード」に参加するのは今回が初めて。

三軍音楽隊と儀杖隊は通常、台北市内の蒋介石・元総統のメモリアルホール、中正記念堂のある自由広場で行われる外国の国家元首の歓迎式や、中華民国の建国記念日などの国家の重要な式典にしか参加しない。

夜11時には基隆市の各名家の姓が書かれた灯篭が海に流された。台風12号接近の影響が心配されたが、八斗子望海巷では約100人が見守る中、無事終了した。



60代の医師ら3人が少女54人と援助交際、最高で懲役17年の判

20日、台湾・高雄市の医師ら3人が54人の少女と援助交際していた事件について、高雄市地方法院は最高で懲役17年を含む判決を言い渡した。資料写真。
2013年8月20日、台湾・高雄市の医師ら3人が54人の少女と援助交際していた事件について、高雄市地方法院は最高で懲役17年を含む判決を言い渡した。台湾・聯合報の報道を引用して大衆網が伝えた。

売春していたのは、元医師の69歳の王(ワン)被告と68歳の陳(チェン)被告、薬品販売をしていた63歳の林(リン)被告の3人。3人は共謀して売春集団を組織、未成年を対象にわいせつ行為1回につき500〜1万元(約8000〜16万円)を支払っていた。被害者には最年少で13歳の少女も含まれていた。

2012年6月、検察側は14人の少女と援助交際した疑いで3人を起訴した。しかし、服役期間中に新たな被害者が名乗り出て事件の再調査が行われた結果、被害者は54人に上ることが判明。そのため、検察と警察は3人の刑事責任を裁判所に追訴することを決定した。再審では、王被告に懲役17年、陳被告に懲役6年、林被告に7年の判決がそれぞれ言い渡された

日本団体の釣魚島近海侵入、台湾は「各方面が自制し地域平和への影響避ける」よう呼びかけ

台湾・東森新聞の報道によると、日本の保守系政治団体「頑張れ日本! 全国行動委員会」のメンバー約20人が18日、漁船5隻で釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)周辺の海域に入った問題について台湾「外交部」はこのほど、「各方面が理性をもって自制し、地域の平和安定に影響しないようにすることが望ましい」と表明した。環球網が20日伝えた。

同部は「国際法、歴史、地理、地質、使用などの状況をみても釣魚島は中華民国の固有の領土であり、台湾に属することに疑いはない」と指摘。

その上で「われわれは『主権はわが方にあるが争議を棚上げし、平和互恵の観点から共同開発する』との考えを一貫して主張しており、関係各方面が『東シナ海平和イニシアチブ』を重視し、対抗ではなく争議棚上げによって平和的に解決することを呼びかけたい」と表明した。

ゲーミングPC市場が好調、年10%の成長も[IT]

パソコン(PC)の販売が低迷する中、PCゲームの利用に特化した「ゲーミングPC」市場が好調だ。市場規模は小さいものの、今後も毎年約10%の成長が続くとみられている。収益性が高いため、ゲーミングPCに軸足を移しているブランドメーカーや受託製造企業は利益が拡大している。

ゲーミングPCは、一般的な消費者向けPCに比べ高性能なCPU(中央演算処理装置)やGPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)などを搭載し、3Dゲームなどを快適に利用できる。

20日付電子時報によると、マザーボード大手の微星科技(マイクロスター、MSI)のノートPC事業は不振が続いていたが、ゲーム向け製品に特化してからは供給が需要に追い付かなくなり、2012年第2四半期に黒字転換した。同様にノートPCを手掛けるマザーボード大手、技嘉科技(ギガバイト)もゲーミングPCに軸足を移しており、傘下のノートPC販売子会社が黒字転換を果たしている。

藍天電脳(クレボ)や浩キン(シャトル、キン=金3つ)などの中堅ノートPC受託製造企業も、ゲーミングPCの受注を積極的に増やすことで利益を拡大している。

藍天の来年のノートPC出荷量は18万〜20万台と今年に比べ約40%増える見通し。ゲーム向け製品の製造や製造コストの削減で、利益は倍増する可能性もあるという。


台風12号が台湾本島に向かう

20日午後2時の時点で台風12号は台湾北部・台北市の東南東約710キロの海上にあり、時速18キロから22キロで西北西に移動中。中心気圧は982ヘクトパスカル。中央気象局では午前11時半に海上台風警報を発令した。台湾では20日夜から風雨が強まり、台風12号は21日深夜から22日にかけて台湾北部に最も接近する見通し。




猛暑襲来、偶然の幸運に頼らない対策を

猛暑襲来、偶然の幸運に頼らない対策を酷暑による被害から逃れることは難しいが、問題を認識して直ちに改善策を模索することではじめて、災いを福に変えることができる。

台湾では6月末、摂氏38度に迫る気温の高い日が連日続き、8月に入ってからは観測史上最高となる39.3度に達するなど記録的な高温が続いた。

台北盆地で39.3度まで気温が上昇する原因は、温暖化と高気圧に覆われることに加え、南寄りの風が大陸からの暖かい空気を運んでくるからに他ならない。台湾の大気の温度を上昇させるこれらの要素を改善するためにできることは極めて限られている。唯一実行できるのは、都心部の「ヒートアイランド現象」を改善することである。

台北の都心部のヒートアイランド現象を改善するにはまず、開発を厳しくコントロールしなければならない。「ゼロ成長」の心構えさえ必要であろう。また、「土地資産活用」の名の下に行われる公営事業によるビル建設の審査を厳格化し、「容積奨励」(特定の条件を満たせば土地の容積率の拡大を認可する制度)など業績を積み上げるための措置を削減する。台北盆地の負荷はすでに飽和状態で、新たな建築物や人・車の流れは、さらなる熱放出をもたらすことになるため、慎重に計画しなければならない。

次に、緑化を積極的に進める必要がある。都市のヒートアイランド現象の改善に対して、鍵となる対策は緑化である。緑地と、緑被率を増大させ、すき間利用をさらに進める。緑地の面積の増加に尽力するほか、建築物のグリーン化も促進する。屋上の緑化だけでなく、「垂直緑化」や「立体緑化」などに取り組み、都市の植被率や緑被率の拡大に全力を挙げる。このほか、自然の通風や採光を取り入れるグリーン建築に対して、財務・税制上の助成を提供し、建築物を環境に融け込ませる。こうすることこそが、都会の気温降下に向けた正当な処置であろう。

酷暑による被害から逃れることは難しいが、問題を認識して直ちに改善策を模索することではじめて、災いを福に変えることができるのである。

観光局がYahoo!と提携、台湾の美をボーダーレスで共有

観光局がYahoo!と提携、台湾の美をボーダーレスで共有交通部観光局はこのほど、台湾で最も美しい風景や人々、情緒をリアルタイムでオンラインで共有するため、Yahoo!傘下の写真共有サイト「フリッカー(Flickr)」と提携した。

交通部観光局はこのほど、台湾で最も美しい風景や人々、情緒をリアルタイムでオンラインで共有するため、Yahoo!傘下の写真共有サイト「フリッカー(Flickr)」と提携した。台湾の有名な観光・旅行の画像を、世界中でよく知られたオンラインプラットフォームのフリッカーを通じ、世界と共有する。

同局は、「一枚一枚の画像の魅力が、旅をする人の心を打ち、感動を呼ぶ。Yahoo!との協力を通じ、フリッカー上で観光局公式IDを取得し、台湾の美しい画像をアップロードするだけでなく、台湾のネットユーザーを動員し、共に美しい画像に『台湾/Taiwan』とタグ付けしてフリッカーのアルバム上にアップロード、または『Project Weather』を通じ、時間帯ごと、天候ごとの各種のフォルモサの風景画像を披露する」と説明した。

なお、Yahoo!が先ごろ発表した、タグ付けされる回数が最も多い国・地域のランキングによると、台湾は、日本、米国、フランス、イタリア、英国、ドイツ、オーストラリアに次いで世界8位で、膨大な人口を抱える中国大陸やインドを上回った。

台湾海峡両岸が協力、麻薬密輸摘発で成果

台湾海峡両岸が協力、麻薬密輸摘発で成果今年5月、中国大陸広東省から密輸された麻薬の「ケタミン」。一度に450キロは過去最大規模。

内政部警政署(警政署)、法務部調査局(調査局)及び行政院海岸巡防署(海巡署)は、「台湾海峡両岸共同犯罪取り締まり及び司法互助協議(協定)」に基づき、中国大陸の主管機関と協力、情報交換や共同捜査などを通じて麻薬製造、販売、運搬グループを数多く摘発し、大きな成果を上げている。

台湾における麻薬は主に中国大陸から密輸入されたもの。両岸を跨ぐ麻薬犯罪に対抗するため、両岸は2009年に「両岸共同犯罪取り締まり及び司法互助協議」を交わし、麻薬犯罪を双方が協力する重点項目にすえている。法務部も、警政署、調査局及び海巡署などの機関を統合し、両岸を跨ぐ麻薬犯罪を今年の摘発重点としている。


「處暑」以降の「中元」を祝う民俗活動

24節気に基づけば、立秋(今年は8月7日)の次は「處暑」である。今年の「處暑」は23日。「處」は「佇む」意味で、暑さがこの日を境に徐々に和らいでいくことを表す。しかし、時には晴れの日の午後の暑さは真夏日にも劣らないほどで、暑さがぶり返す残暑と見られている。

民間では「處暑」以降に「中元」を祝う習慣があり、「作七月半」と呼ぶ。旧暦7月1日(今年は8月7日)から、あの世とこの世の間の扉を開く儀式「開鬼門」があり、旧暦7月の月末にこの扉が閉じる(「関鬼門」)まで、「普渡布施」(済度布施)が行われる。「普渡」の活動は、「開鬼門」で始まり、「灯篙」(先に葉のついた高い竹)を立て、灯篭を川や海に流して無縁仏の霊を呼び寄せる「放水灯」へと続く。また、主な施設としては「普渡」の祭壇を設け、「孤棚」(12本の木で地上十数メートルの高さに組まれる床)を建てる。ここでは「搶孤」(「孤棚」までよじ登り、さらに「孤棚」の上に立てられた柱の上に取り付けられた旗を取るのを争う)などの行事も行われる。そして最後に扉を閉じる「関鬼門」で終了する。

「處暑」の日は気温が高いことが多く、台湾周辺の海域で台風が発生する確率は依然として高い。飲食の衛生面で注意が必要である他、水遊びや旅行にも慎重さが求められる。このため、「處暑にはネズミも焼け死ぬ」ということわざがあり、その酷暑ぶりを形容している。また、「紅色の雲が日の出と共に現れ、外出せぬよう勧める」ということわざは、日の出に赤い雲が見えたなら台風がやってくる兆しなので遠出すべきではないという意味になっている。

自閉症児の夢が実現、「台湾新幹線の運転士になりたい!」

台湾高速鉄道の運転士になるのが夢だという自閉症の子供が20日、台湾高鉄の招きで模擬運転を体験、一家はまた車内でおいしい駅弁を食べて忘れがたい新幹線の旅を楽しんだ。

小全(全ちゃん)は重度の情緒障害児で、今年心身障害児向けの幼稚園を卒業したばかり。病気のため1人では身の回りのことができないが、気分が焦ってきた時など列車を見ていると自然に気持ちが落ち着くといい、高鉄の運転士になるのを夢見ていた。これを知った運営元は彼の卒園式の日に新幹線の列車模型をプレゼントとして特別に用意した。

プレゼントを受け取ると模型に釘づけになり、一向に視線をそらそうとしない姿に周囲の人々は心を打たれたが、これをきっかけに高鉄側はさらに20日、全ちゃん一家を新幹線搭乗に招待した。

一家は高鉄・台中駅で乗車、小全は桃園駅の運転シミュレーターで列車の運転を体験し、「ご搭乗の皆さん、運転士の呉家全です。本日も新幹線をご利用くださいましてありがとうございます。列車はまもなく発車いたします」と車内放送の収録も行った。

この日のことはきっと一生忘れがたい思い出となるに違いない。


黄色い巨大アヒル、9月の高雄に続き年末には基隆にも登場

5月に香港で大きな話題を呼んだ黄色いゴム製の巨大アヒルがこの9月、台湾に初登場、南部の高雄港でお目見えするが、これに続き12月には北部の基隆港にもやって来ることになった。アヒル到来による経済効果は10億台湾元(約33億円)以上になると見込まれている。

黄景泰・基隆市議会議長は20日の記者会見でオランダの芸術家、フロレンティン・ホフマン氏が生み出した黄色い巨大アヒルが12月21日から6週間の日程で市内・海洋広場の前方15キロの基隆港の水上に浮かんで展示されると発表、会期中500万人以上の観光客が訪れ、10億元以上の経済効果が期待できると述べた。

記者会見に出席したホフマン氏は基隆市の屋台グルメと山や海に囲まれた美しい風景を称え、アヒルの到来で市民に喜びと幸せがもたらされればと期待を示した。

この巨大アヒルはこれまでアムステルダムやシドニー、大阪、香港など世界の10余りの都市を旅してきたが、9月からの台湾登場では高雄、基隆の2大港湾都市のみならず台湾全土の市民の注目も集めそう。




台湾対日窓口トップ、「各種取り決め締結推進で台日交流の強化を」

台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の李嘉進会長は20日、台湾と日本の間で電子商取引、航空救難活動、経済交流など5項目の取り決めと覚書の調印をできるだけ早く進め、双方の関係が一層深まることを希望するとした。

台湾と日本はすでに34の取り決めに調印しているが、このうち15項目は経済交流に関わるもの。台日関係は近年ますます深まっており、2009年4月のワーキングホリデー協定、2009年の台北代表処札幌分処の設置、2010年の台北(松山)−東京(羽田)路線の開設、また、2011年には台日投資取り決めとオープンスカイ協定の締結が行われ、今年4月には台日漁業協定の調印が実現している。

台湾、海上警報発令 台風に備え国軍待機

台風12号が台湾東部沖を暴風域に巻き込みながら西に進んでいるのを受け、中央気象局は20日午前11時30分に海上警報を発令した。台風に備えて、国軍4万7000人余り、ヘリコプター38機が待機している。

台風12号は20日午後2時時点で、中心気圧982ヘクトパスカル、中心付近の最大風速28メートル、瞬間最大風速35メートル。台北の東南東約710キロの海上を時速18〜22キロの速さで北西から西北西に進んでいる。

台風の接近で台湾の北部・北東部・南東部の海上で航行・操業中の船舶は警戒が必要なほか、台湾西部を除いた各地域で局地的な大雨や豪雨が発生する可能性も指摘されている。

台風は21日午後2時頃、台北の東約240キロの海上にまで近づく見込み。

日本人収集家寄贈の太平洋文化資料2万点、台湾・台東で特別展示

台湾の自然や先史文化、原住民文化の展示・教育を行っている国立台湾史前文化博物館(台東市)で16日、台湾先住民と言語的・文化的につながりの深い南太平洋諸国の文化資料約2万点余りの展示が始まった。展示品はいずれもオーストロネシア語族(=台湾原住民諸語やマレー・ポリネシア系の言語群。南島語)の大家で東京在住の岩佐嘉親さんが同博物館に寄贈したもの。

展示場所はB1宏館新蔵展示エリアで「情繋南島:岩佐嘉親及其収蔵特展」(南島に思いを寄せて:岩佐嘉親氏とその収蔵品特別展)と題して来年9月30日まで行われる予定で、「岩佐氏とその収蔵品」、「岩佐氏の旅行地図」、「南島語族と樹皮布文化」、「太平洋で出会った人と記憶」、「武器・楽器・装飾品の芸術」、「オセアニアの石像とマスク」、「オセアニア諸島の切手」の7つのテーマに分かれている。

生涯かけてオーストロネシア語族文化の研究・調査に取り組んできた岩佐さんは、これまで2008年と2012年の2度にわたって南太平洋ゆかりの貴重な研究資料を史前博物館に寄贈しており、教育部から外国人としては初となる教育文化賞一等勲章を、また史前博物館を所轄する文化部からは感謝状を贈られている。



民家強制撤去事件で818抗議行動/台湾・台北

台湾北部・苗栗県大埔地区の土地徴収をめぐって県と住民が対立し紛糾していた問題で、市民団体やこれを支援する学生など数千人が18日、総統府前で集会を行い、民家が強制撤去され1カ月となるのを機に農地返還、謝罪と賠償、土地徴収条例の即時再修正など4項目を要求、不当な土地再開発に対して抗議した。また、集会解散後午後10時から一部市民が内政部の玄関前で座り込みを始め翌19日夕刻まで続いた。

この問題は2010年6月、苗栗県の都市開発計画に基づく農地の徴収で収穫直前だった田畑に強引にブルドーザーが入ったことから広く関心を集めた。苗栗の住民側や市民団体では開発が環境や市民生活を脅かすとして土地収用の不当性を強く訴えたが、政府・内政部は地方自治体の決定を尊重するとし、苗栗県では地方の発展のため家屋の撤去・土地の収容は不可欠として強硬姿勢を崩さなかった。

今年に入って6月、苗栗県は住民らに家屋の自主撤去をつきつけ警告したが住民が拒絶したため、7月18日、地元の市民団体が台北へ陳情に出向いている隙を見計らって大埔地区の4軒の家屋を強制的に取り壊し、抵抗していた住民2人が体の不調などで病院に運ばれた。今回台北での一連の抗議活動はこれらの事件を受けたもの。

18日夜から続いていた内政部前での座り込みによる抗議は19日午後5時30分になってようやく終了を宣言したが、市民団体「台湾農村陣線」では「(内政部のように)無責任で国民に害を与えて平気な政府機関は国民からしっぺ返しがあることを常に覚悟しておくべき」とコメントした。










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