廃人になれる気がした…大学教員が麻薬注射
鹿児島大学の40代の男性教員が、動物実験用に購入した医療用の麻薬を4年間にわたって自分自身に注射していたことが分かった。
医療用の麻薬を自分自身に注射していたのは、鹿児島大学大学院・医歯学総合研究科を担当する40歳代の男性教員。鹿児島大学によると、男性教員は今年3月までの4年間にわたり、動物実験用に購入した「ケタラール」と呼ばれる麻薬を自宅に持ち帰り、常習的に自分の体に注射していたという。
男性教員は医師免許は持っていなかったが、麻薬の管理や購入が出来る麻薬研究者の免許を持っており、「研究上のストレスで不眠が続き、自殺目的で使用したが、死ぬことはできなかった」「使い続けていれば人格が崩壊して廃人になれる気がした」などと話しているという。
大学側は男性教員を懲戒解雇する方針。