【台湾ブログ】初めての日本舞踊鑑賞 日本の伝統文化継承に感嘆
交換留学生として今年7月まで東北大学で学んでいた台湾人・Sword Dance(ハンドルネーム)さんが、留学中に初めて見た日本舞踊の感想をつづった。
Sword Danceさんが参加したのは、大学内のボランティア組織が主催する留学生向けプログラムの1つで、無料で日本舞踊を見られるというもの。仙台市内で、水木流の公演「歌泰会」を鑑賞した。
残念ながら公演は撮影禁止だったそうだが、開演前には舞台の様子を撮影。「とても厳かな雰囲気」と印象を述べた。
初めて見る日本舞踊は「生の楽器演奏や台詞まわしがとてもステキだけど、意味はよく分からない。物語りも日本人なら馴染みのものがありそうだけど、留学生には難しい。。」と、途中で眠くなってしまったとのこと。日本人留学生が京劇を見に行くようなものであろうか。独特のセリフや話し方をする伝統芸能は、日本人ですら分かりづらいことがあるのだから、眠くなるのも仕方がないだろう。
しかし、せっかく見に来た舞台。Sword Danceさんは睡魔におそわれながらも、観察は怠らなかったようだ。
最後に舞台全体の感想として、「舞台を完成させるまでの、稽古の積み重ねが感じられた」とコメント。
「日本は伝統舞踊の継承を重視し、自国の文化保存に力を入れていることが伝わってきた」と感嘆し、「台湾も文化保存に力を入れなければ。他者の真似でなく、自身の文化を観光資源として生かせるはず」と、台湾の伝統文化保存にも思いを馳せた。