爆笑問題の太田光と田中裕二が、23日放送のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、フリーアナウンサーの宮根誠司について「あの人、会うとホント金の話ばかり」と明かした。
番組内で田中が宮根について金の話ばかりする印象があると話すと、太田も「『ギャラいくらですか?』って」と宮根が出演料をしつこく聞いてくることを暴露。田中は「『いくらもらってんの?』って、そればかり。本当に(金が)好きだよね、あの人」と話した。
実は、宮根は業界内でも「他人のギャラを聞いてくる」ことで有名のようだ。別のお笑い芸人も昨年、あるバラエティ番組で「宮根さんって、会うとギャラの話を延々と聞いてきて、あの局は誰々にこれだけ払ってるのに、こっちだといくらだとか、そんな話ばっか」と、まったく同じことを話していたのだ。
これに、ほかの出演者も「自分と同じMCだけじゃなく、ひな壇に座るようなゲストのギャラまで全部把握しようとする」と新たな情報を加えたが、残念ながらこのトーク部分はオンエアされずにカットされてしまっている。
宮根がレギュラー出演している『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)の番組制作関係者に聞いてみたところ「制作側の給料を聞かれた話はないけど、タレントから“宮根さんが出演者のギャラ一覧表を持っている”って話を、何度も聞いたことがある」という。
「誰も見たことはないんですが、業界では密かに“ミヤネファイル”なんて呼ばれています。そのリストには宮根さんだけでなく、親しい番組関係者からの情報も入れ込んで、随時更新されているとか。それを宮根さんは自分の興味だけでなく、親しいタレントに知恵を貸すのに使ったり、宮根さんが属するバーニング系列の芸能プロの仕事にも活用しているというウワサ」(同)
一説には、宮根の出演料がここ数年で倍増しているのも、ミヤネファイルが活用されたためだといわれる。小倉智昭ら他番組のキャスターの金額と比べさせ、『ミヤネ屋』の出演料も1回100~180万円ほどの大幅アップがあったという話だ。
「ただ、そういう手法自体は、島田紳助さんがやっていたことを真似たという説もあります。島田さんは直接、人を使って情報収集していましたけどね」(同)
宮根の貪欲なギャラ吊り上げには、関東地方のテレビ関係者から「下品すぎる」という不快感も聞かれる。
「東京進出の際には、もともと諸先輩の司会者より割安だということで起用されたのに、今ではその先輩と同じか、それ以上。そうなると、わざわざ宮根さんを使いたいとは思わないし、ギャラ交渉のやり方が考えられないくらいえげつないから、交渉が面倒」(在京のテレビプロデューサー)
爆笑問題のトークも、そんな宮根の評判を知っていて伝えたものだったのかもしれない。