北朝鮮の平壌国際空港に新たに完成したターミナルの竣工式が1日行われ、営業を開始した。ガラス張りの現代的なデザインで、首都の玄関口として同国のイメージ刷新に一役買いそうだ。
新ターミナルは金正恩第1書記が建設段階から度々視察に訪れていた肝いりの施設。北朝鮮が外貨獲得を目指して力を入れる観光振興につなげたい狙いもあるとみられる。
ロビーには大きな地球儀形のモニュメントが配置され、天井から飛行機の模型がつるされている。コーヒーショップのほか、民族衣装チマ・チョゴリや北朝鮮製の化粧品などの売り場が並び、レストランではすしなどの日本料理も提供している。