韓国・KBSテレビによると、韓国で賃金の支払い遅れを指摘された食堂の店主が、小銭の10ウォン(約1円)硬貨1万枚でアルバイト代を支払い、批判の声が上がっている。
小遣いを稼ごうと、飲食店で2カ月間アルバイトをした19歳の女性。賃金が支払われなかったため雇用労働部へ訴えたところ、無事にアルバイト代を支給されることになった。しかし渡された現金はすべて10ウォン硬貨で、約10万ウォン(約1万1000円)分が3つの袋に分けて入れられていたという。女性は重い袋を引きずって、金融機関に行かざるを得なかった。
当の店主は開き直った態度で、インタビューに「ある金ない金をかき集めてやったのに、何が悪いんだ?お金には違いないだろう」と答えている。同様の例は韓国で他にも確認されているが、現行の法律では処罰できないという。
これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。
「毎日そのお店に行って食事して、10ウォン玉で払えばいい」
「こういう店は名前を公開すべきだ」
「どこの店だ?みんなで行って食事して、10ウォン玉で払おう」
「ネット民の力を合わせて、店の場所を突き止めよう」
「まったく心の狭い店主だ」
「根性が腐っている」
「人格が10ウォン玉だね」
「逆の立場で考えてみろ。自分の娘がそんな目に遭ったらどうする?」
「10ウォン玉を1万個も用意するなんて、ずいぶん無駄なことを一生懸命やったね。そのやる気を仕事に生かせ」
「バイトさんは辞めたら客になるのに、うわさが怖くないのか?」
「そんなにお金があるなら、バイトを使わずに自分が働け」