6日放送のバラエティ番組「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)で、マツコ・デラックスが「クソ出っ歯」というあだ名の一般人の生き方に、感銘を受ける場面があった。
この日は「気になるあの人の私生活を大調査」と題したVTRで、過去に番組が取材をした一般人の、その後の様子を紹介した。
番組が以前、いろいろな人のあだ名を取材していた際に出会ったのが、若い女性の「クソ出っ歯」さん。上の歯が出ているため、そう呼ばれていたという。しかし、彼女は自らカメラに向かって出っ歯をアピールするなど、サービス精神がかなり旺盛のようだった。
スタッフが彼女に連絡をとってみたところ、現在、語学留学のためオーストラリアのメルボルンにいるとのこと。そこでスタッフは現地へ向かった。
彼女が通っているのは、英語以外使用禁止の「Impact English College」という厳しい学校だった。校内で彼女のあだ名を尋ねてみると「Buck Teeth(出っ歯)」や「Beautiful Buck Teeth(美出っ歯)」など、やはり出っ歯に関するものであった。
ところが彼女は、留学先での状況について、「外国人から見ても(歯が)出ているみたいですね」「イジられ具合は(日本と)どっちも変わらない、人生明るいです」とニッコリ。
さらに彼女は、「歯が出ていて悪かったことって、(乾いて)くっつくとかありますけど、それ以上に良かったことが多いですね」「(乾いたら)舐めればいいだけの話」と前向きな発言で、笑いを誘っていた。
現地の友人らは、「あなたはすごく心が強い」「自分は自分だって言えるから」と彼女を尊敬しているようで、留学生の中でも人気者のようだった。
マツコは、通常ならば外国人は、デリカシーに気を配るので「出っ歯」というあだ名は付けないはずであり、彼女が周りに「出っ歯」と呼んでもOKだという空気を作っているのではないかと指摘した。
そしてマツコは改めて、「いやぁスゴい!」「マネージャーにしたい」と称賛の言葉と拍手を送った。関ジャニ∞の村上信五も「見習わんといかんとこ、いっぱいあるよ」と彼女のポジティブな姿を讃えた。