「居酒屋で、飲み物を注文しない人たちが増えているらしい」という内容のブログが、話題を呼んでいる。
お酒を飲まない人が増えているといわれるなか、はてなブックマークで注目を集めたのが、ある個人ブログの「居酒屋や焼き鳥屋でドリンクを頼まずにご飯だけを食べていく客が増えているらしい」というエントリー。アルコールを強制しない文化が浸透してきたのは素晴らしいこととしつつも、ドリンク(お酒)を頼まない人が増えたことで経営が圧迫される店もあるらしい…という内容だ。
はてなブックマークのコメント欄では、
「料理より酒のほうが儲けがいいとか一見の客にしてみれば『知った事か』となるのが当たり前だと思うんだがな」
「客は店の収益なんか気にする必要はなく、自身にとって最良の選択をすればいい。店はそれを『迷惑な客』だと思うなら、対策を講じるか断ればいい。常識なんて人の数だけあるんだし『暗黙のルール』なんて知るかよ」
など“何が悪いのか”といった意見が投稿され、賛否両論の議論が繰り広げられている。
また、ツイッターでも「問題ない」とする投稿は多く見られ、
「客側のモラルやマナーの話はさておき、店側では、食事の利幅を増やすとか、酒を頼んだ時に食事を割引するとか、システムでの対応はいくらでも出来る気がする」
「元々アルコールで回収するビジネスモデルだからなあ。客側の問題にするのはちょっと無理でしょう」
「アルコールを飲まない人が増えたのに、相変わらず"お冷や"を無料で提供するモデルを続けたからじゃ?」
「お酒好きだけど、酒を飲まないと食事の選択が狭まる日本は変かなと思う。そういうニーズが増えてきたんだから対応していけばいいだけかなと」
など、消費形態が変化しているのだからビジネスモデルもそれに合わせていくべきでは?という指摘が多数。なかには
「居酒屋でメシだけ食って帰るのダメなのか。自分は元々酒飲まないし、居酒屋のメシって結構種類豊富でいいなと思っていただけに残念。これから行くのをやめるか」
と、「それなら行かない」とまで言う人も…。
「お酒を飲まなくても入りやすい居酒屋」があるといい、というのが多くの人の本音のようだ。