トルコメディア「BGN News」は18日に、仏サイト「radicorcpit.fr」の記事を引用して、ギリシャの戦闘機F-16の操縦士Homere Sipostopoulosが戦闘機で密かにトルコに向かい、トルコのATMでお金を引き出した後、また戦闘機を操縦してギリシャの空軍基地に戻った。
ギリシャとトルコとの対立を背景に、付近空域でギリシャ軍機の訓練が頻繁だ。Sipostopoulosがエーゲ海空域に詳しく、サモス島の上空をパトロール飛行している最中に、飛行方向を変え、トルコの小さな町Ske近くの既に使われなくなった飛行場に着陸した。この飛行場は訓練に使われていたが、15年前に閉鎖された。Sipostopoulosが着陸した後、F-16を格納庫に隠し、Skeに歩いた。3つのATMから6000トルコリラを引き出し、ユーロに両替した。2000ユーロ以上の現金を持って、すぐに飛行場に戻り、F-16を操縦してギリシャのネアアンヒアロス空港に戻った。
フランスサイトによると、この事件について、トルコ政府はギリシャ政府に対して正式に抗議を申し立て、この件はトルコとギリシャメディアで話題となっている。