またしても、フジテレビの女子アナとプロ野球選手の関係が取り沙汰されている。17日発売の『フライデー』(講談社)で、阪神タイガース・藤浪晋太郎投手とフジ・内田嶺衣奈アナが同局スポーツ番組『すぽると!』のスタッフを含め、4人で朝方まで食事をしていたと写真付きで報じられた。
藤浪としては6月末の東京遠征での出来事で、門限を破っていたことが発覚。阪神の峯本達雄管理部長は「本人に事情聴取し、私の方から厳重に処分しました」と話した。『すぽると!』のキャスターといえば、1月に宮澤智アナと読売ジャイアンツ・小林誠司の交際が発覚したばかり。同一番組で2人の女子アナが、ともに人気若手プロ野球選手との関係でメディアを騒がせた格好となった。テレビ局関係者が話す。
「女子アナとプロ野球選手の交際が始まるパターンとしては、まず選手側がテレビ局のスポーツ番組スタッフに頼み、食事の席をセッティングしてもらうケースが多い。テレビ局側は、プロ野球選手を無碍にはできません。親密になれば『独占密着』などの特集を組みやすくなりますからね。スター選手であれば、頼めばまず間違いなくセッティングされます。オールスター第2戦の後、藤浪が『すぽると!』に出ていたのも“接待効果”のおかげではないでしょうか。2人のあいだを取り持つのは、女性スタッフの場合が多く、今回の藤浪と内田もまさにその構図。よほどのことがない限り、女子アナ側から選手を誘うことはないですが、それとなくアプローチしているケースも多い。結局、女子アナとプロ野球選手は相思相愛なんです」
それにしても、もし『すぽると!』の女子アナ2名がともに、将来有望なプロ野球選手と交際しているとなれば、番組の制作に支障をきたしかねない。
「宮澤は小林との交際発覚後、巨人の取材をしづらくなり、キャンプにも行けなかった。内田にも、同じ現象が起きるでしょう。ともに、球界を代表する人気球団ですから、かなり痛いですよ。宮澤の場合、小林が二軍落ちするなど肝心の本業がうまくいってない状態なので、気が気じゃないでしょう。内田はツーショットを撮られたわけではないといえ、これから藤浪が不振になれば、阪神ファンからは『内田のせい』と批判を浴びる可能性もあります」(同)
過去にキー局女子アナとプロ野球選手の結婚例は多いが、そのうちほとんどの選手が年俸1億円以上で、引退後は監督やコーチに就任している。そして、宮澤と内田の相手も、ともに日本代表メンバーに選ばれたこともある将来性のあるスター選手。
「6月末に撮られた藤浪と内田の写真が、少し時間を置いて掲載されたのは、『フライデー』がその後ツーショットを狙ったが撮れなかったためだった可能性が高いです。交際自体の可能性が低いと判断されたのかもしれない。ただ、スタッフを含めてとはいえ、女子アナがプロ野球選手と朝まで食事をしていたという事実は世間に悪い印象を与えてしまいます」(同)
かつては女子アナ人気が、局全体の高視聴率に結びついていたフジ。ここ数年では人気女子アナも減り、視聴率も深刻な不振が叫ばれている中で、「泥船から逃避するために、フジの女子アナたちの人気プロ野球選手“漁り”に拍車がかかっている」(別のテレビ局関係者)との声も聞こえる。藤浪と内田には、ぜひとも“共倒れ”しないことを願うばかりである。