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気象レーダーに映った巨大雲、実は昆虫の大群だった

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(CNN) 米テキサス州北西部上空で、昆虫の大群が雨雲のように見える現象を気象観測レーダーがとらえた。オクラホマ州ノーマンにある米国立測候所の予報局が23日に明らかにした。

この現象は22日に観測された。レーダーに映っていた物体は、一見するとごく普通の雨雲のように見えたが、実体はバッタや甲虫類などの大群だった。

昆虫は地上から約760メートルまでの高さを飛んでいて、約80キロあまりの範囲を覆っていたという。

予報局はテキサス州クアナにあるコパーブレークス州立公園に確認し、レーダーに映っていたのが昆虫だったことを確認した。

公園当局によると、バッタや甲虫類はテキサス州の農業地帯に生息しており、「このあたりでも見かけるが、異常な増え方はしていない」という。

レーダーに映った昆虫はさまざまな高度に分散して飛んでいたため、同公園から上空を見上げたとしても、巨大な雲のようには見えなかったと思われる。

米国ではアイオワ州サブラ付近でも18日、カゲロウの大群が橋や通行中の車を覆い尽くし、除雪車が出動して路上からカゲロウを除去する騒ぎがあった。





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