自民党の武藤貴也衆院議員(36)が、安保法制や戦争に反対する学生団体SEALDsについて「自分中心、極端な利己的な考え」とツイッターで批判したことについて各党から批判の声が上がっている。
武藤氏はツイッターでSEALDsについて「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」との見解を述べ、この「利己的個人主義」は戦後教育が蔓延させたと意見。
しかし、この武藤氏の発言にネットでは反論が殺到した。反論は政治家からも出始め、維新の党の最高顧問である橋下徹大阪市長(46)はツイッターで「そんなに威勢の良いことを言うなら、お前がまず行け」と厳しく非難。逆に「国会議員を人身御供で前線に送り出すことを本気で考える必要あり」だと主張した。
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表(73)の事務所もツイッターで、磯崎陽輔首相補佐官の「法的安定性は関係ない」と合わせて「現代社会では考えられないようなおぞましいこの茶番劇は一体何幕まで続くのだろう」とコメント。「ひょんなことから本音発言」「表面的・形式的な謝罪」「誰も責任とらず」「皆が忘れるのを待つ」の4つが繰り返し行われていると指摘している。