中国・国際在線は、韓国メディアを引用して「出生率の低下や一人っ子の増加が進む韓国で、小学生の子を持つ親が高価な学習用品を惜しげもなく購入している」と報道。中でも1個70万ウォン(約7万5000円)と高価な日本製のランドセルが飛ぶように売れており、ある百貨店では、日本から仕入れた100個のランドセルが、新学期の開始とともに完売した、という。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも、日本のランドセルには浮き具として機能もあり、水の事故の際の救命具になると紹介する投稿があった。 投稿者は、水に落ちた際に仰向けになってお腹のところでランドセルを持てば、浮き具となって命を救うことができるほか、地震の際にはランドセルで頭を保護することもできるとも説明している。
これについて、中国のネットユーザーは
「今年は日本に行ったら便座じゃなくてランドセルを買うことにしよう」
「これはランドセルも爆買いするしかないか!?」
「ランドセルは子供の安全も考慮して設計しているのか。子供を重視する民族にこそ希望がある」
「値段が高いのにも理由があるんだな。この創意工夫は素晴らしいと思う」
「だからランドセルはあんなにも高いのか」
「どんなに浮力のあるランドセルでも、中国では教科書の重みで沈んでしまう」
「ランドセルの中身が空じゃないとダメだろ。空っぽのランドセルで登校する子供がいるのか?」
などと反応。ランドセル人気が中国でも沸騰しそうな様子をうかがわせている。
日本のネットユーザーはランドセルについて
「ランドセルのもとは旧大日本帝国陸軍の背のうです。便利でしょ?戦争の時にも大活躍しました。ランドセル=背のう、そんなに欲しいのですか???」とまず一言。
(最近、韓国マスコミでランドセル=背のう、軍隊と結びつけ、キャンペーンを張っていた)
その上で
「ランドセルを爆買いとかするならば、中国の入学シーズンに合わせて5~9月くらいにしてね。日本の入学シーズン前とかに品薄とかなったら困るので」
「1人、1個まで。予約してから買って」
「入学準備の時期に爆買いは国内に支障があるので秋までにしてください」。