北京市朝陽区のあるショッピングモールで、若い夫婦が日本刀を振り回す見知らぬ男に胸や腹を刺されるという事件が起きた。男は間もなく警察官に拘束されたが、現場は一時騒然となったことが伝えられている。
中国の複数のメディアが速報で伝えているそのニュース。13日正午ごろ、朝陽区の三里屯にある人気のショッピングモール『Tai Koo Mall』で事件は起きた。20代とみられる男が、モール入り口からすぐの「UNIQLO」に入ったカーキ色のミニワンピースを着た女性を追いかけ、持っていた刃の長い日本刀でいきなりその胸部を刺したという。
女性と一緒にいた白人男性も腹部を刺され、グレーのTシャツの腹部は血まみれになったがなんとか自力で歩いていた。新しい情報によれば刺された男女は夫婦でともに外国籍であるもよう。現在、病院で手当てを受けている。一部では女性は死亡との報道もあったようだ。
短く刈った髪、黒いゆるめのズボンに柄の入った白いシャツを着た犯人。通報を受けて駆けつけた警察官に取り囲まれると、刀を地面に落として大人しく腹ばいになった。現在犯行の動機について厳しい取り調べを受けている。