今年4月、湖北省宜昌市興山県の農民4人は宜昌市に出稼ぎに出た。ところが、仕事が完了した後、責任者は給料の支払いを拒否し、連絡がつかなくなった。そこで同責任者をおびき出し支払いを要求するため、男性らは微信(中国のSNSアプリ)を使い女性のアカウントを作成。卒業したばかりの女子大学生と偽り、ネット上で集めた美女の写真を送った。その後責任者と会う約束を取り付け、今月9日に興山県におびき寄せた。
同日昼、同責任者は出稼ぎ労働者の男性らに囲まれ、車から出られなくなり通報。事情を把握した警察の仲介のもと、同責任者が給料の支払いや期日を書面で約束し、双方は合意に至った。