「秋の改編」で9月いっぱいで終わる「ヨルタモリ」(フジテレビ系)を巡り、司会のタモリ(70)の胸中がさまざまな臆測を呼んでいる。
フジ側は「番組を続けてほしい」と慰留したが、タモリは「1年限り」との契約を盾に断固、首を振り続けたというのだ。
「もともとが昨年で打ち切りとなった『笑っていいとも!』の退職金のような番組。タモリもそのことを重々知った上でやっていたのでしょう。とはいえ、同時期スタートの新番組が総倒れに近いフジで、深夜枠ながら2桁の好視聴率を記録。視聴率が全ての世界ですから、番組続行となるのが普通です。スペシャル化やゴールデンへの格上げがあってもおかしくない。それらが一切なく、すべて終わりというのは、もうフジとは関わりたくないというタモリさんの強い意思表示がうかがえるのです」(テレビ関係者)