若者たちの夏のレジャーといえば、今も昔も「海」である。それは皇族とて例外ではない。この夏、皇室ウォッチャーにとって最大の関心事は、ブームに沸く佳子内親王の海水浴だった。
「ICU(国際基督教大学)に入学されて初めての夏休みですから、佳子さまがお友達と海水浴に行かれるのではないか、行くとしたらいつどこの海なのか、というのが宮内庁担当記者のなかで話題でした。ただし、全く情報がつかめなかった」(皇室ジャーナリスト)
記者らの噂をよそに、実はひそかに海水浴の計画は進んでいた。警察関係者が明かす。
「場所の詳細は伏せられていたが、8月20日に佳子さまが海水浴に来るという情報が神奈川県警にあった。佳子さまが海水浴する場合は、警視庁か皇宮警察が警衛として付いているが、現場の警備は県警本部が担当する。
佳子さまの場合、本人の希望で大がかりな警備は嫌がるので、県警本部内でも佳子さまの海水浴情報はマル秘扱い。去年三浦海岸に行った際も、地元の所轄署にすら知らされなかったらしい。
警察は皇室が好きだから、皆が佳子さまを“守る”ために警備を担当したい。佳子さまのご友人関係の海の家があるから場所はあそこではないか、などと一部で話題になっていた」
ところが、その計画は幻と消えた。
「当日が雨の予報だったので、残念ながら中止になってしまったのです」(同前)
県警内では落胆の声が広がったという。
とはいえ、マスコミなどの監視の目をくぐりぬけ、カラオケに行くなどしてご友人との時間を楽しんでいるという佳子内親王のこと。今年の夏もこっそりどこかの海水浴場で、水着姿をご披露されていたのかもしれない。
※週刊ポスト2015年9月11日号