英王室の人気者ウィリアム王子(33)とヘンリー王子(30)は、公務やチャリティ活動にとても熱心で人と接する機会も多い。そんな兄弟は、かつて“ある食べ物”を口にすることを禁じられていたという。
英王室の人々のためにシェフとして働いた経験のあるロブ(Carolyn Robb)さんが、『The Royal Touch』なる本を出版。その中でチャールズ皇太子、故ダイアナ妃、元夫妻の2人の息子ウィリアム王子とヘンリー王子の食事につき執筆したとして話題になっている。
そのロブさん曰く、2人の王子が“食べてはならぬ食材”がひとつだけあったそうだ。
「ええ、そうなんです。それはニンニクです。公務が非常に多いからですよ。人々に近づく機会も多かったため、(口臭の原因になる)ニンニクはご法度だったというわけです。」
また一家の食事は意外にも普通で、常にキャビアなどの高級食材が使われたわけではないという。それよりもシンプルで新鮮な手作りの料理を好んだといい、キャビアやトリュフが出る場合は「もっぱら頂き物を利用し、わざわざ購入することはなかった」そうだ。ちなみにエリザベス女王らのシェフを務めた人物も、王子2人につき「英国の普通の子供達が食べるような物を召し上がっていました」「唯一違う点は、彼らの家庭にはシェフがいたということだけです」と明かしている。