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「血の抗争勃発」の噂が 山口組分裂で歌舞伎町は厳重警戒

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指定暴力団、山口組の内部分裂が大騒ぎになっている。このうち武闘派としてならす山健組や宅見組など13団体が新たな団体をつくるようだ。脱退組は3500~4000人といわれ、“血の抗争”が勃発するのは時間の問題とみられている。
 内部抗争の主戦場は神戸、名古屋、そして東京の歌舞伎町である。1日の夜、新宿・歌舞伎町を歩いた人は普段と違う雰囲気を味わったはずだ。

「あちこちにパトカーが配置され、人通りが少なかった。タクシーはずらりと空車待ち。運転手は“歌舞伎町で抗争が起こるというウワサが広がって人が寄りつかない”とボヤいてました。飲食店からは、歌舞伎町は大不況になると悲鳴が上がっています」(あるサラリーマン)

 飲食店やタクシーが“風評被害”を受けているわけだが、実は東京には以前からかなりの数の山口組組員が進出している。

 やくざの抗争に詳しいジャーナリストの鹿島一男氏によれば、山口組はバブル期から東京に進出し、いまでは全73団体のうち約50団体が都内に事務所を構えたり人間を常駐させている。あまり報道されないが、東京進出の山口組同士がケンカになり、相手のメンバーをさらって袋叩きにする事件は日常的に起きているそうだ。鹿島氏が言う。

「ただでさえ暴力沙汰を起こしていたのが対立関係になったため、一触即発の状況です。今は上部団体が“自粛しろ”とクギを刺し、警察が目を光らせているから穏やかですが、警官の数が減ったころに怒りが爆発して小競り合いが起きると思います。相手の事務所に銃弾を撃ち込み、路上でケンカを吹っかけ本格的な抗争に持ち込むでしょう。やくざはケンカしてなんぼの商売ですからね」

■銃撃事件が起これば通行人が巻き添えになる

 歌舞伎町には1000人近いやくざがいて、その半分が山口組ともいわれる。日本屈指の歓楽街だけに動くカネも大きい。“みかじめ料”を払う飲食店は減っているが、実はいまも暴力団にとって大きな収入源だ。クラブなどが入った雑居ビルの場合、1~2階が稲川会、2~3階が住吉会、4階から上はすべて山口組などと縄張りが決まっているが、今後、店の取り合いが起きることは間違いない。

「神戸派が月額10万円徴収していた店を、名古屋派が“うちは7万円でいいから”と寝返らせたりするでしょう。抵当権がついた面倒な不動産物件の売買や違法薬物の取引、風俗店の営業など、現在やっているあらゆるシノギでぶつかると思います。いまのやくざは警察の目を警戒して拳銃も刃物も持ち歩きませんが、これからは分かりません。彼らは万一に備えて事務所の外に武器を隠し、ロシアなどからの武器調達ルートもしっかり維持している。銃撃事件が起きたら、通行人が巻き添えになる危険もあります。サラリーマンは歌舞伎町の裏道を歩かないほうがいいでしょう」





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