台湾・東森新聞雲は23日、北京から台湾に旅行にやってきた女性が帰りの飛行機搭乗前にバッグを紛失、警察の捜査の結果同じく中国本土からの観光客が保安検査場で盗んだことが分かり、女性が「本土人の民度は本当に低い」と嘆くトラブルが発生したと報じた。
この女性は21日に台北・桃園空港から中国本土に戻る予定だったが、搭乗前に免税店で買い物をしていた際、自身のバッグがなくなっていることに気づいたという。保安検査でバッグを検査台に通した際、機械から出てきたバッグを別の本土からの観光客の女が持って行く様子が防犯カメラに映っていた。
その後警察官が搭乗ゲート前で女を捕まえたが、その時にはすでにバッグの中に入っていた現金は全て使ってしまっていた。そのうえ女は和解まで要求してきたという。女性はこの女に対して「あなたも中国人なのになぜ中国人のものを盗む?これは犯罪で、逃げられないことってなぜ分からないの?」と憤ったとのことだ。
女性は「本土人の民度はどうしてこんなに低いんだ。まだ頭が痛い。心臓もバクバクしている」と語っている。