コンビニエンスストアで会計前の商品を食べたことを注意した店員に暴行を加え、けがをさせたとして、札幌中央署は26日、傷害の疑いで、いずれも自称中国上海市の銀行員の男(36)と会社員の女(25)を現行犯逮捕した。
2人の逮捕容疑は同日午後10時35分ごろ、札幌市中央区北5西6のコンビニ店内で、男性店員(24)の顔を殴ったり、髪を引っ張るなどの暴行を加え、顔などに軽傷を負わせた疑い。
同署によると、2人は中国籍の夫婦で、新婚旅行中だったという。女が会計前に商品のアイスクリームを店内で食べだしたため、店員が他の客の迷惑を考え、身ぶりで店外に出るよう促したところ、2人に暴行された。男は「妻がののしられたと感じたので殴った」と供述しているという。