
市人事委によると、最初から対象者全員と面接する方法は政令市で初めて。行政課題が複雑化する中、面接重視の選考により、コミュニケーション能力や課題解決力の高い人物を見極めるために採り入れる。新方式では教養試験や専門試験をなくし、公務員試験の勉強をしていない民間企業の志望者も受けやすくする。
新方式による採用予定者数や試験日程は来年3月に公表する予定。最初に筆記試験を課す従来の方式も続けるが、新方式とは併願できない。
市人事委は「公務員試験の勉強はしていなくても、その分部活や留学などに打ち込むなど多彩な経験を持つ人に受験してもらえたら」としている。