スタジオジブリの名作『天空の城ラピュタ』。劇中に登場する “ラピュタ” とは、伝説上の空飛ぶ天空都市のこと。もちろんこのお話はフィクション……と思われていたが!
この度、そんな想像の産物であるはずの “天空都市” が、中国の空に出現し、その様子がバッチリ映像にとらえられたxというのだ。すごいや、ラピュタは本当にあったんだ!? その様子は動画「20151009中天新聞 佛山驚現海市蜃樓?網友疑鏡面反射」で確認することができる。
・中国の空に “ラピュタ” が出現!?
空に街が出現したというのは、広東省佛山市とされている。何でも2015年10月7日15時頃のことだという。動画を見てみると、こ、これは!? 雲をまとったビル群がクッキリハッキリと映し出されているではないか!?
この天空都市は、30分にわたり空に浮かんでいたのだとか。雲をまとい空中にそびえたつビルは、要塞のようで何とも不気味。こんなものが頭上に見えたら、この世の終わりを感じてしまうだろう!
・真偽が議論に
この画像と動画が中国のSNSに投稿されると注目を集めたそうだ。「すごいや、ラピュタは本当にあったんだ! 父さんは嘘つきなんかじゃなかった!!」と言いたいところだが、同時にこんな指摘も寄せられている。こんなに巨大な都市が空に浮かんでいるというのに、動画や画像の報告が極端に少ないということだ。
本当にこの日、“ラピュタ” は空に浮かんでいたのか? 蜃気楼という説もあるが、付近の住民からの目撃情報もなく、蜃気楼が起きる条件もそろっていなかったという。ネット上では「ガラスに映ったビルではないか」とさえ言われているが、実際のところはどうなのだろう?
・別の省でも目撃か
それにしてもクッキリと映っているものだなぁ。なお、佛山の “天空都市” と時期を同じくして、広東省の北側に位置する江西省でも、空に浮かぶビルが目撃されているそうだ。こちらも同様に30分ほど観測されたというが、その正体は果たして……?