タレント・高田純次が、このところ存在感を増している。CM本数も増え、先月末からはテレビ朝日系で『じゅん散歩』もスタート。これは故・地井武男の『ちい散歩』から、加山雄三の『若大将のゆうゆう散歩』に引き継がれた老舗散歩シリーズで、お気楽キャラの高田は「うってつけ」と、業界関係者の評判も上々だ。
一方で、高田のキャラクターは、いわば真面目の裏返しともいえる。“関西の視聴率女王”こと上沼恵美子とは読売テレビのバラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』で共演しているが、番組関係者いわく「いろいろNGの多い上沼さんに合わせられるのは、高田さんしかいない。空気を読む能力、気配りなど、申し分ない」。
“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員が出演し、上沼がマジ切れした回では、高田の“素顔”も垣間見えた。
「あの高田さんが真剣な表情で、上西さんに『一度議員は辞めるべき』と説教していました。逆に怖さを感じましたね」(同)
高田は所属事務所「テイクワン・オフィス」の代表取締役を務めており、所属タレントとの年に一度の契約更改では、テキトー発言は完全封印。某芸能マネジャーによると「テキトーどころか完全成果主義。経営者の目でかなりシビアに査定されると聞きます」という。
やはり芸能界で成功する人物には、表と裏の顔があるようだ。