芸人としての“復帰戦”となった。21日、映画「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」大ヒット祈願イベントが開かれ、「南海キャンディーズ」しずちゃん(36=山崎静代)が登場した。
イベントでは2カ月ぶりにボクシンググローブをはめ、相方の山里亮太(38)風の赤いめがねのシールが貼られたサンドバッグめがけてスパーリングを披露。「めがね割ったるぞ!」と叫びながらパンチを入れていた。
引退会見でも「1人のめがね(山里)に集中して殴っていきたい」と毒づいたしずちゃんだが、「コンビがこれからという時だったので反対されたけど、最終的には応援してくれて、やめた今は『おかえり』と言ってくれて、気持ち悪いけど良いところもあるなと思った」と本音もポツリ。ネタ作りは山里、しずちゃんは山里のイジリがあって初めて生きるため、山里には頭が上がらないのだ。
しずちゃんがボクシングに明け暮れている間、山里はピンで大ブレーク。現在もレギュラー番組6本を抱える超売れっ子芸人となった。捨てられないように山里に尽くすのが、しずちゃんの復帰後の初仕事となりそうだ。