鳩山由紀夫元首相は2015年11月6日、韓国のソウル大学で講演し、日本政府がかつて「アジア女性基金」を設けて元慰安婦の女性に「償い金」を支出しようとしたことに言及しながら、「償い金」を受け取らなかった人についても「何をなすべきか、日本政府は韓国政府と協力し、答えを見いだす必要がある」などと対応を求めた。
また、鳩山氏は、安倍晋三首相が8月14日に発表した戦後70年談話について、「安倍首相本人の反省や謝罪の気持ちとしては伝わらなかった」と述べ、「自らを愛国者とはき違えているのだろうが、自信のなさの裏返しだ」と批判した。