米ノースカロライナ州で民家に強盗が押し入って発砲する事件があった。家の中で授乳中だった女性は銃弾を浴びながらも自分の銃で応戦し、子どもの身を守った。
CNN系列局WSOCによると、同州シャーロットにあるセマンサ・バンスさん(21)の自宅に3日、複数の強盗が押し入って発砲した。バンスさんは寝室で生後4カ月の息子に授乳中だった。
州軍の衛生兵であるバンスさんは銃撃を受けたが、自分の銃を取って撃ち返した。
夫のポールさんは、「妻と同じくらい侵入者もショックを受けたと思う」と想像。軍での訓練のおかげで自身と息子を守ることができたと胸をなでおろした。
子どもにけがはなったが、バンスさんは少なくとも2発の銃弾を浴びて病院に運ばれた。家族によれば、少なくとももう1回は手術を受ける予定で、友人たちが治療費に充てるための寄付を募っている。
バンスさん自身もフェイスブックに「私たち家族を支えてくれてありがとう」とのメッセージを投稿した。
この事件で警察は、レコ・ドーキンズ容疑者(23)を殺人未遂や住居侵入などの容疑で逮捕した。同容疑者は10日に出廷する。