神奈川県・大井町の東名高速にかかる橋の上から走行中の車に生卵を投げ、車を壊したとして、警察は18歳の高校生の少年を逮捕しました。21歳の兄もまもなく逮捕する方針です。
今年9月、大井町の東名高速の橋の上から走行中の車に生卵が投げつけられる被害が相次ぎました。警察によりますと、フロントガラスが割れるなどの被害が54台の車で確認されていて、被害にあった時間帯は深夜から未明に集中していたということです。
警察は生卵を投げ、車の屋根を傷つけたとして、器物損壊などの疑いで高校3年の少年(18)をすでに逮捕していて、まもなく、秦野市に住む21歳の兄も逮捕する方針です。
投げつけられた生卵は、およそ300個と見られていて、調べに対し、すでに逮捕された少年は、「兄や他の少年2人と話し合って卵を投げた」「生卵の半分は自分たちで買い、半分は万引きした」などと供述しているということです。
警察は一緒に生卵を投げていた別の少年2人についても、近く書類送検する方針です。