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タモリ かつて小樽市民に衝撃を与えた一言「な~んにもないところ」

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14日放送の「ブラタモリ」(NHK総合)で、タモリがかつて北海道小樽市で作った「伝説」が明かされる場面があった。

今回、小樽市を訪れたタモリと桑子真帆アナウンサーは番組冒頭で、お互い同市を訪れたのは初めてだと語り合っていた。そんなふたりに、ガイド役を務める小樽市総合博物館館長の石川直章氏が合流した。

石川氏によると、今から約30年前、昭和50年代の小樽は観光地ではなく、まださびれた町だったという。いまでは自慢の運河も、当時はゴミであふれており、転覆した船が放置されていたほか、メタンガスまで吹き出す有り様で、新聞に「町の恥部」と書かれたこともあったそうだ。

そんな当時の小樽を訪問したとある有名人が、「小樽には何もない」と言い放ったことがあるという。その発言は当時、小樽市民に衝撃を与え、現在でも「伝説」となっているとのこと。

タモリは、その発言の主がわからないようだ。桑子アナが「タモリさんじゃないですか?」と尋ねても、「え、俺来たことないもん」と発言を否定し、初めて訪れたことを再度強調していた。

ところがここで、石川氏が証拠とばかりにタモリがハッキリと写った当時の地元紙を見せたのだ。タモリは紙面に載った自身の姿に「えっ…」と絶句し、「俺来たことあるのか!?」と声をあげ、驚きの様子だ。

31年前、タモリは、小樽で開催された博覧会のステージで出演したようで、記事には「博覧会のくせに、な~んにもないところ」と発言したと記してあった。しかしタモリ本人は「全然覚えてない、それぐらい印象にないんだ、この街は!」と話していた。

タモリは「運命のめぐりあわせですね」「バツが悪いよ、記憶から消えてるんだもんな」と苦笑いで語っていた。




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