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先月17日、大阪府豊中市の上空約300メートルを飛行していた全日空の旅客機(乗客乗員107人)に対し、何者かがレーザー光を照射した疑いがあるとして、大阪府警が威力業務妨害容疑などで捜査を始めたことがわかった。
捜査関係者が取材に明らかにした。同機は大阪(伊丹)空港に着陸する直前で、操縦士の目に光線が入っていた場合、重大な事故につながった恐れもある。伊丹空港周辺では、他にも複数回、同様の照射があったとの報告もあり、府警が詳しく調べている。
捜査関係者らによると、先月17日午後6時50分頃、松山発伊丹行き全日空1648便(ボーイング737型機)が伊丹空港から南東約4キロの上空を飛行中、進行方向の地上側から照射された緑色の光線が操縦席の窓にあたるのに、操縦士が気付いたという。