(海外では)
危険ドラッグを販売する目的で隠し持っていたとして逮捕・起訴された大阪市の男の関係先から、危険ドラッグに代わって乱用が広がっている「亜酸化窒素」が押収されていたことが、警察への取材で分かりました。
大阪府警によりますと、危険ドラッグの販売目的所持で今年6月に逮捕・起訴した、大阪市平野区の37歳の男の関係先を捜索したところ、小型のボンベに入った「亜酸化窒素」が複数見つかり、押収したということです。
男は取り調べに対し、「販売目的で仕入れていた」と供述しているということです。
「亜酸化窒素」は主に医療用の麻酔に使われますが、吸うと気分が高揚するとされ、危険ドラッグの代わりとして乱用が広がっています。
「シバガス」という商品名で無許可での販売が増えていていることから、厚生労働省は年内にも指定薬物として規制する方針で、警察は取り締まりを強化しています。