リンゴをより美しくみせるために被膜剤(フルーツワックス)を塗るのは既に業界の不文律となっている。特に米国産のレッド・デリシャスによく似ている国産リンゴ「花牛」の表面にフルーツワックスを塗るのことは不可欠となっている。また、食品添加剤として使用されるフルーツワックスに代わって「花牛」の表面に農薬イマザリル含有の殺菌剤を塗る販売業者もいる。
米Cerexagri社の北京事務所の関係責任者は「中国農業部の規定に従い、米Cerexagri社が生産したイマザリルは農業部の認可を得た輸入農薬で、ミカンを中心とした柑橘類のアオカビ、ペニシリウム症の予防に用いられる」と強調した。
中国農業委員会所属の植物保護站農薬鑑定所の関係責任者は22日、「イマザリルが柑橘類だけに使われるのを認められており、ほかの果物に使用するのは規定に違反する」とした。
国産リンゴ「花牛」の産地である甘粛省天水市麦積区花牛鎮南山リンゴ協会の関係責任者によると、「花牛」を国産レッド・デリシャスと称するのは販売業者の行為だ。「花牛」は米国産レッド・デリシャスの外形によく似ているが、よく見ると違いがあるという。
★ これだから中国の物は口にできない!!