2015年11月23日、中国メディア・観察者網によると、ミス・アースの台湾代表が主催者から「Taiwan」の字を外すよう求められたため、参加を拒否した。
ウィーンで行われるミス・アース世界大会の台湾代表である丁文茵(ディン・ウェンイン)さんは、主催者側から「Taiwan ROC」と書かれたたすきではなく、「Chinese Taipei」と書かれたものに変えるよう要求された。主催者側は「たすきを変えるか、この場を去るかのどちらかだ」と迫ったという。このため丁文茵さんは出場を拒否した。
このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「主催者に『いいね』を送る!」
「今どき中国と敵対する勇気のある主催者なんてどこにもいない」
「この女性はなかなか気骨があるじゃないか」
「台湾で生まれ育ったのだから自分の故郷を愛するのは当然の事。何も責められるようなことではないと思う」
「これで台湾に戻れば英雄だな。台湾独立派はこういうスローガンが大好き」
「この女性は賢いな。自分が世界一に選ばれないことが分かっていたからわざとこうしたんだ。これで台湾に帰れば独立派から援助が出る」