台北101ビルの新年花火ショーのスポンサーが戯智科技(BungBungame)に決定した。2016年の花火は238秒間に3万発、予算は4500万元(約1億6933万円)と過去最大規模で、今年6月以来スポンサー探しが難航していた。ゲームなどのアプリのほか、タブレット・スマートフォンの開発も手掛ける戯智科技は2008年創業。過去12年間続いた台北101花火において5社目の民間スポンサー企業となった。
台北101は来年から花火ショーの形式を改めるとしており、花火の割合を減らし、LED照明に切り換えていく方針だ。 盛大な花火が見られる最後の機会となることから、台北101周辺のホテルでは客室予約が殺到している。信義区のWホテル、ル・メリディアン台北、ハンブルハウス台北、グランドハイアットの年末年始予約はすでに9割が埋まった。例年より半月ほど早いペースで、半数が台湾人、半数は香港・マカオ・日本からの旅行客だという。