中国湖北省の地方紙・楚天都市報は、同省棗陽市でこのほど逮捕された空き巣犯が現場に残した書き置きが、住民に不安と笑いをもたらしたと報じた。
同市の集合住宅で今年6月以降、空き巣事件が多発した。現金やネックレスはもとより、テレビやパソコン、携帯電話、貯金箱、中にはたばこや牛乳まで盗まれた世帯もあったという。
警察によると、同一犯によるもので、犯人は空き巣に入るたびに「警備員を恨むな。彼らもつらいんだ」「お宅の花に水をあげておいた」「クスリをやってどうしようもない。もう駄目だ…」などの書き置きを残していた。
容疑者の男は17件の犯行を認めたが、書き置きについては「面白がってやった」と供述しているという。