米ウォルト・ディズニーは傘下のテーマパークで入場者の保安検査用に金属探知機を導入したことを明らかにした。
金属探知機による保安検査の対象となるのは無作為に抽出された一部の入場者のみ。パーク内でのおもちゃの銃の販売は中止し、14歳以上の入場者がパーク内で仮装することも禁止する。
同社広報によると、今後も必要に応じて追加的な安全対策を導入する方針。パーク内では数週間前から警察官や警備犬を増員していた。
ディズニーのテーマパーク「ハリウッド・スタジオ」では17日夜から18日未明にかけて、映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の特別上映会と記念パーティーが予定されている。
ユニバーサル・スタジオやシ―ワールドも、入場者が増えるクリスマスシーズンに備えて安全対策の強化に乗り出した。
ユニバーサルの広報は、金属探知機を「試験的に」利用していると説明。以前からスペシャルイベントの時は探知機を使っていたという。
シ―ワールドでは金属探知棒を使用するほか、入場者の手荷物検査を徹底させるとしている。