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米カリフォルニアの銃乱射テロ、容疑者の友人を逮捕

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米カリフォルニア州サンバーナディノで起きた銃乱射テロ事件に関連して、米連邦捜査局(FBI)は17日、事件に使われたライフル銃を提供した疑いで、実行犯の友人だった男をテロ支援などの容疑で逮捕した。

司法省の発表によると、逮捕されたのは死亡したサイード・ファルーク容疑者の友人だったエンリケ・マルケス容疑者(24)。ファルーク容疑者と共謀してテロを物的に支援した疑いや、火器の入手に関する偽証などの疑いが持たれている。

この事件では今月2日、ファルーク容疑者と妻のタシュフィーン・マリク容疑者が障害者福祉施設で銃を乱射し、14人を殺害した。両容疑者とも警察との銃撃戦で死亡した。

17日に逮捕されたマルケス容疑者は調べに対し、ファルーク容疑者のためにライフル銃「AR-15」2丁を数年前に購入したことを認めたものの、サンバーナディノのテロ計画のことは知らなかったと供述しているという。また2011年と12年に、ファルーク容疑者と共にテロを計画したとも供述。しかしこれらの計画は実行しなかったという。

マルケス容疑者とファルーク容疑者はかつて近所に住んでいたことがあり、マルケス容疑者はイスラム教に改宗してファルーク容疑者一家と同じモスクに通っていた。関係者によれば、2年ほど前から同モスクには来なくなっていたという。

マルケス容疑者は州認定の警備員の資格を持っていたが、有効期限は昨年で切れていた。ライフル銃は2011年に1丁、後にもう1丁を購入し、ファルーク容疑者に提供しておきながら、持ち主が変わったことを届け出ていなかったとされる。ファルーク容疑者と一緒にパイプ爆弾を作っていたとも供述しているという。






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