中国のポータルサイト・網易に、「日本に行ったら必ずやるべき10のこと」と題する記事が掲載された。
今年は、年間を通してオフシーズンがないと言われるほど多くの中国人観光客が日本を訪れ、流行語大賞に「爆買い」が選ばれたことも大きな話題となった。そうしたなかで、記事では日本を訪れた際に行うべきことを10個挙げている。
1.桜の木の下でピクニック (花見?)
中国にも花見の文化はあるが、桜の木の下にビニールシートを広げて食べたり飲んだりする習慣はない。
記事は「日本のドラマで見る光景をぜひ体験してみよう」としている。
2.東京探検
日本風の平屋は中国人の興味をそそる建築物のようだ。歴史と現代が融合し、「世界で最も安全な繁華街」である東京は中国人にとって魅力的。おいしい和食も堪能できる。
3.北海道でスキー
北海道も中国人に人気の観光地。記事は、「ここでスキーをするのは、生きているうちに必ずすべき大イベントだ」と表現。北海道は空気が良く、四季が自然と密接に関わっている素晴らしい場所という評価だ。
4.大阪で食い倒れ
「天下の台所」と呼ばれた大阪は、中国人にとって日本の庶民グルメの宝庫。たこ焼き、お好み焼き、焼きそばなど、ミシュランの星はなくても食欲をそそられる店が街じゅうにある。
5.相撲を見る
日本の国技である相撲観戦も、中国人には興味深い。記事は、年に6場所あることを紹介し、「毎場所ほぼ満席になるので、必ず予約しよう」と呼びかけている。
6.姫路城を見学
日本のお城も、実は中国人に人気の観光地の一つだ。姫路城は世界遺産に登録されており、保存状態も非常に良い。記事は、「江戸時代の城の様式を体現している。四季折々の魅力があり、その美しさに息をのむ」と紹介している。
7.温泉
「日本と言えば温泉」という考えは中国人に根強い。記事は、「温泉は日本各地にあり、場所によって成分は異なるが、どの温泉も肌に良い」と紹介。日本旅行では外せない場所だとしている。
8.伝統文化を体験
日本は中国とは異なり、伝統文化の継承に力を入れている。茶道や剣道、生け花、書道、日本画、太鼓など、各地で伝統文化を体験できる場所がある。旅行のついでに“授業を受ける”のもまた良い思い出になるだろう。
9.お遍路
四国八十八箇所をめぐるお遍路は、歴史に興味のある中国人にはぴったりかもしれない。周囲を古代建築に囲まれ、まるで時空を遡ったような感覚を味わえる。
10.京都のお寺巡り
古い寺や神社が数多く存在する日本の古都・京都は、中国人が訪れる観光地の定番。記事は、「日本の神社は仏教と唐代、日本文化が融合して生まれた。歴史に興味がある人はくたくたになるほど楽しめることは間違いない」と紹介している。