海上保安庁は22日、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域を航行中の中国海警局の船1隻に機関砲のようなものが搭載されているのを確認した。尖閣周辺は中国海警局の船がたびたび航行しており、武器のような装備が確認されたのは初めて。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、機関砲のようなものを搭載していたのは海警31239。船の前後に計4基を確認した。
22日午後の時点で、海警2102、海警2307、海警2308とともに尖閣諸島の南小島周辺を航行。海保の巡視船は4隻に領海に近づかないよう警告している。