北部・新北市内の路上で女性の体を触ったなどとして強制わいせつの罪に問われた日本人の男に対し、新北地方法院(地裁)は22日、懲役10カ月の判決を言い渡した。複数の台湾メディアが報じた。
台湾で日系衣料品店の店長を務めていた男は昨年8月13日、台北メトロ(MRT)新埔駅近くの路上で歩いていた女性に背後から抱きつき、足や臀部などを触った疑いで逮捕、同12月に起訴されていた。
男はDVDを買おうとしていただけなどと一貫して容疑を否認。だが、被害女性の供述が当時の男の服装などと一致しており、付近の監視カメラにも犯行後に走り去る男の姿が映っていたことなどから、裁判官は被告側の主張を退けた。