台湾桃園国際空港は24日午前8時から滑走路2本での運用を再開した。昨年から行われていた1979年の開港後初となる滑走路の大規模改修が完了したためで、定時運航率の向上に期待が寄せられている。
総2階建ての超大型旅客機エアバスA380型機の運用が可能になったほか、水はけを良くし、設備の強化で視界の悪い状態でも安全に着陸できるようになった。
工事期間中は滑走路1本での運用を余儀なくされていたため、1時間当たりの離着陸可能便数は32~33便だったが、今後は50便に増加。空港では定時運航率もこれまでの85%から98%に向上できると自信をのぞかせている。